Excelで時間を加算する際、簡単に計算式を使って時間を変更できます。例えば、A1セルに「13:00」と入力し、A2セルに「14:00」と表示させるための方法を紹介します。この方法では、時間の加算が必要なときに便利な計算式を使用します。
1. Excelで時間を加算する基本の考え方
時間を加算する場合、Excelでは時間を「日数単位」として扱います。1日は1として計算され、1時間は1/24となります。このため、時間を加算する際には、単純に「時間÷24」を計算して加算します。
2. 計算式の設定方法
例えば、A1セルに「13:00」と入力したとします。A2セルに1時間後の「14:00」を表示させるには、次の計算式をA2セルに入力します。
=A1+TIME(1,0,0)
この計算式では、`TIME(1,0,0)`が1時間(1時間、0分、0秒)を加算するという意味になります。A1セルの「13:00」に1時間を加えることで、A2セルに「14:00」が表示されます。
3. セルの書式設定
時間を表示する際に、セルの書式設定を変更することができます。A1とA2セルに表示される時間を「h:mm」の形式で表示するためには、次の手順を行ってください。
- A1とA2セルを選択します。
- 右クリックして「セルの書式設定」を選択します。
- 「表示形式」タブで「時刻」を選び、表示形式を「h:mm」に変更します。
これで、時間が「13:00」「14:00」のように表示されるようになります。
4. その他の応用
上記の計算式を応用すると、さまざまな時間の加算が可能です。例えば、30分加算したい場合は、`TIME(0,30,0)`を使って計算することができます。また、複数の時間を加算する場合も、この方法を繰り返し使用することができます。
5. まとめ
Excelで時間を加算する方法を学ぶことで、時間計算を簡単に行えるようになります。`TIME(時間,分,秒)`関数を使うことで、特定の時間を加算でき、セルの書式設定で見やすい形式にすることができます。これにより、仕事や学習に役立つ計算が簡単にできるようになります。


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