Excelで月曜日から金曜日までの黒字の日数をカウントし、その後、1日の就業時間(8時間)を掛けて合計の就業時間を求める方法について解説します。土日や祝日は色で区別している場合でも対応できます。
1. 必要なデータの準備
まず、Excelのセルに日付を入力して、各曜日を表示させます。例えば、A列に日付を入力し、B列に曜日を表示させます。このとき、Excelの日付関数を使って曜日を自動的に表示させることができます。
2. 月曜日から金曜日の日数をカウントする数式
月曜日から金曜日の日数をカウントするためには、Excelの「COUNTIFS」関数を使用します。具体的な数式は以下の通りです。
=COUNTIFS(B2:B32, "月曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "火曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "水曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "木曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "金曜日")
この数式では、B2からB32のセル範囲の中で、月曜日から金曜日の曜日に該当する日数をカウントします。
3. 就業時間の合計を求める数式
就業時間は1日8時間として計算するので、上記のカウントした日数に8時間を掛けます。数式は以下のようになります。
=COUNTIFS(B2:B32, "月曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "火曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "水曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "木曜日") + COUNTIFS(B2:B32, "金曜日") * 8
この数式で、月曜日から金曜日までの勤務日数を8時間で掛け算し、合計就業時間が求められます。
4. 土日及び祝日の色の設定について
土日や祝日を青や赤で設定している場合でも、上記の方法でカウントすることに問題はありません。色による区別は「条件付き書式」によるものであり、計算には影響しません。ただし、条件付き書式で色を付けるには、セルを選択し、「ホーム」タブから「条件付き書式」を選んで、色を設定します。
まとめ
Excelで勤務日数をカウントし、就業時間の合計を計算する方法は非常に簡単です。曜日ごとにカウントし、1日の就業時間を掛けることで、月曜日から金曜日までの総就業時間を算出できます。また、土日や祝日の色設定があっても、計算に問題はありません。


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