MacBookの売却を検討している方にとって、適正な価格とセキュリティ対策は重要なポイントです。この記事では、MacBook Airの売却価格相場や、売却前の初期化方法、セキュリティ対策について解説します。
1. MacBook Airの売却価格相場
MacBook Air 13インチ、ピンクゴールド、2年ほど使用されたモデルの場合、一般的な売却価格は購入時の定価に基づきます。定価が14万円程度の場合、中古市場での価格はおおよそ50%から70%程度が一般的です。状態が良く、傷もなく、付属品が揃っている場合、8万円から10万円程度が予想される価格帯となります。
また、特定の買取業者や中古販売店で価格が異なる場合があるため、複数の店で査定を受けることをお勧めします。ネットオークションやフリマアプリを利用することで、少しでも高く売れる可能性もありますが、その分手間がかかることを考慮してください。
2. MacBook Air売却時のセキュリティ対策
MacBook Airを売却する前に最も重要なのはデータの初期化です。単にゴミ箱を空にするだけでは完全にデータは消去されません。Apple製品では「macOSの再インストール」を行うことで、システムとデータを完全に消去することができます。
初期化の手順は以下の通りです。
- Macを再起動し、Appleロゴが表示されたらCommand + Rを押し続けてリカバリーモードに入ります。
- 「ディスクユーティリティ」を選択し、Macのストレージを選んで消去します。
- 「macOSの再インストール」を選び、手順に従ってOSを再インストールします。
これにより、MacBook上のデータは完全に消去され、売却後にデータが漏洩するリスクを防ぐことができます。
3. クレジットカード利用履歴の削除
MacBookで買い物や積立NISAを利用していた場合、クレジットカード情報や購入履歴が残っている可能性があります。そのため、初期化を行う前に、購入履歴やキャッシュを削除しておくことも重要です。Safariの履歴やキャッシュを削除し、ログインしているオンラインショップや金融機関のアカウントをサインアウトすることを確認しましょう。
4. その他のセキュリティ対策
初期化後も、MacBookが次のユーザーに渡る前に以下の対策を行うとより安心です。
- iCloudからサインアウトし、「Find My Mac」を無効化する。
- Apple IDからMacを削除する。
- バックアップを取った後、不要なデータを完全に消去する。
これらのステップを踏むことで、MacBookを安全に売却し、個人情報の漏洩を防ぐことができます。
5. まとめ
MacBook Airの売却時には、適正な価格を調べ、セキュリティ対策を徹底することが重要です。初期化は必須であり、特にクレジットカード情報やオンラインアカウントの削除を行ってから、売却を進めることをお勧めします。複数の買取店で査定を受けて、最も納得のいく価格で売却することができます。


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