Google CloudのCompute Engineで仮想マシン(VM)インスタンスを使用していると、不要になったインスタンスを削除したい場合があります。インスタンスを削除することで、リソースの管理がしやすくなり、不要なコストを削減できます。この記事では、Google Cloud Compute EngineのVMインスタンスを削除する方法を解説します。
1. Google Cloud ConsoleでVMインスタンスを削除する手順
Google Cloud Consoleを使用して、VMインスタンスを簡単に削除することができます。以下の手順に従ってください。
- Google Cloud Consoleにログイン: Google Cloud Consoleにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
- VMインスタンスを選択: 「Compute Engine」>「VMインスタンス」に移動し、削除したいインスタンスを選択します。
- インスタンスの削除: インスタンスの詳細ページで、「削除」ボタンをクリックします。
- 削除確認: 削除確認のポップアップが表示されたら、「削除」を選択してインスタンスを削除します。
これで、VMインスタンスが削除されます。
2. gcloud CLIを使用してVMインスタンスを削除する方法
Google Cloud SDKをインストールしている場合、コマンドラインツール「gcloud」を使用してVMインスタンスを削除することもできます。以下のコマンドでインスタンスを削除できます。
gcloud compute instances delete [INSTANCE_NAME] --zone=[ZONE]
ここで、[INSTANCE_NAME]には削除したいVMインスタンスの名前、[ZONE]にはインスタンスが存在するゾーンを入力します。
コマンド実行後、確認メッセージが表示されるので、「y」を入力してインスタンスを削除します。
3. インスタンスの削除後に確認すべき事項
インスタンスが削除された後、以下の点を確認しておくと良いでしょう。
- ディスクの削除: インスタンスを削除しても、そのインスタンスに関連するディスクは削除されない場合があります。必要に応じて、手動でディスクを削除してください。
- ネットワーク設定の確認: インスタンスに関連するIPアドレスやファイアウォール設定などのリソースも確認し、不要なものを削除しましょう。
4. まとめ
Google Cloud Compute EngineでVMインスタンスを削除するには、Google Cloud Consoleまたはgcloud CLIを使用することができます。削除後は関連するリソース(ディスクやネットワーク設定など)も確認して、不要なリソースが残っていないかを確認することが大切です。
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