LibreOfficeの表計算ドキュメントで、既存のシート名に「_2」などの接尾辞が追加される現象は、ユーザーが意図しない場合に発生することがあります。この記事では、なぜこの現象が発生するのか、そしてその解決方法について説明します。
「_2」が追加される現象とは?
LibreOfficeで、あるシート名が「○○」であった場合、突然「○○_2」といった名前に変わることがあります。この現象は、一見するとファイルが自動的にバックアップを取ったように見えることがありますが、実際には特定の操作が影響している場合があります。
原因として考えられること
この問題の原因として、以下のことが考えられます。
- シートの自動保存:LibreOfficeには、シートを上書き保存する際に新しい名前を自動的に付ける機能があります。これは、衝突を避けるために名前に「_2」や「_1」などを付ける場合があります。
- バックアップ機能:LibreOfficeは、開いているドキュメントに変更を加える際、バックアップを自動で保存することがあります。このバックアップファイルが「_2」といった名前で保存され、最初のシートが変更されたときに表示されることがあります。
- シートの複製:シートをコピーまたは複製した際、名前に「_2」が追加される場合があります。
問題の解決方法
この現象を回避するためには、いくつかの対策があります。
1. シート名の変更
「_2」などが付けられたシート名を手動で元の名前に戻すことができます。右クリックで「名前変更」を選択し、元の名前に修正してください。
2. 自動保存設定の確認
「ツール」>「設定」>「ロード/保存」>「自動保存」を確認し、自動保存の設定を調整することで、不要なバックアップを減らすことができます。
3. バージョン管理の無効化
ファイルを保存する際に、バージョン管理やバックアップ機能をオフにすることができる場合もあります。設定からこれらの機能を無効化し、意図しないファイル名の変更を防ぎましょう。
まとめ
LibreOfficeでシート名に「_2」が追加される現象は、通常、バックアップ機能やシートの自動保存、複製操作などが原因で発生します。設定を見直し、不要な自動保存機能を無効にすることで、問題を解決できます。これらの方法を試してみてください。


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