Excelで特定の条件に基づいてセルを塗りつぶすために条件付き書式を使用する方法について解説します。例えば、E2に1、F2に2が入力されている場合に、G2セルを塗りつぶす方法を見ていきます。
1. 条件付き書式の基本
条件付き書式とは、セルの内容に基づいてセルの書式を変更する機能です。これを使えば、指定した条件が満たされたときに自動でセルの色を変更したり、フォントを変更したりできます。例えば、E2セルに「1」、F2セルに「2」が入力されている場合に、G2セルを塗りつぶしたい場合、条件付き書式で設定することができます。
2. 条件付き書式を設定する方法
条件付き書式を設定する手順は以下の通りです。
- まず、G2セルを選択します。
- 「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。
- 「新しいルール」を選択し、「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選びます。
- 数式欄に次のように入力します：
=AND(E2=1, F2=2)
3. 数式の解説
使用した数式「=AND(E2=1, F2=2)」は、E2セルが「1」、F2セルが「2」の場合にTRUEを返す関数です。この数式がTRUEの場合、G2セルに指定した書式（塗りつぶし）が適用されます。AND関数は複数の条件がすべて満たされた場合にTRUEを返すので、この方法で複数のセルを組み合わせて条件を指定できます。
4. 他の条件付き書式の活用法
条件付き書式は複数の条件を組み合わせて使用することができ、さらに詳細な設定をすることも可能です。例えば、E2セルが「1」または「3」の場合に色を変更したい場合は、OR関数を使って次のような数式を設定します。
=OR(E2=1, E2=3)
また、条件に合わない場合に特定の書式を設定したい場合は、条件付き書式を2つ設定することで、異なる書式を使い分けることもできます。
5. まとめ
Excelの条件付き書式を使うことで、セルの内容に基づいて自動的に書式を変更することができます。今回の例では、E2セルが「1」、F2セルが「2」の場合にG2セルを塗りつぶす設定を行いました。このように、条件付き書式を使うことで、視覚的にわかりやすい資料を作成することができます。
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