C言語で10から1000までの整数の和を計算する方法

C言語で指定された範囲の整数の和を計算するプログラムを作成するのは、基本的なプログラミングの練習に最適です。この記事では、10から1000までの整数の和を求めるソースコードとその解説を行います。

C言語での繰り返し処理の基本
10から1000までの整数の和を計算するソースコード
コードの解説
他の方法での計算
まとめ：C言語での和の計算

C言語での繰り返し処理の基本

整数の和を求めるためには、繰り返し処理を使うのが一般的です。C言語では、繰り返し処理を行うために「for文」や「while文」を使用します。ここでは、まず「for文」を使った方法を紹介します。

繰り返し処理を使うことで、10から1000までの整数を一つずつ足し合わせて、その合計を計算します。

10から1000までの整数の和を計算するソースコード

以下のC言語のソースコードは、10から1000までの整数の和を計算するものです。

#include 

int main() {
    int sum = 0;
    for (int i = 10; i <= 1000; i++) {
        sum += i;
    }
    printf("10から1000までの整数の和は: %d\n", sum);
    return 0;
}

このプログラムでは、10から1000までの整数を順番に加算し、最終的な合計を表示します。sum変数は、合計を格納するために使用されます。

コードの解説

このコードの各部分について解説します。

int sum = 0;：合計を格納するための変数sumを0で初期化します。
for (int i = 10; i <= 1000; i++)：10から1000までの整数を順番に処理します。iが10から始まり、1000まで1ずつ増加します。
sum += i;：iの値をsumに加算します。この操作が繰り返し行われることで、10から1000までの整数がすべて加算されます。
printf：最終的にsumの値を表示します。

他の方法での計算

もし、この計算を「for文」ではなく「while文」で行いたい場合、次のように書き換えることができます。

#include 

int main() {
    int sum = 0, i = 10;
    while (i <= 1000) {
        sum += i;
        i++;
    }
    printf("10から1000までの整数の和は: %d\n", sum);
    return 0;
}

このコードでも、同じ結果を得ることができます。while文を使うと、繰り返しの条件が満たされるまで処理を続けることができます。