イラストをストックイラストとして投稿するためには、EPS形式での保存が求められることが多いですが、Illustratorを使わずにEPS形式に変換する方法が分からない方も多いのではないでしょうか。特に、クリスタなどの他のソフトでイラストを描いている方には、EPS変換に適したツールを探すのが難しい場合があります。この記事では、無料で使えるEPS変換ツールとその使い方について解説します。
IllustratorなしでEPS形式に変換する方法
Illustratorを使用せずにEPS形式に変換する方法はあります。ここでは、無料で利用できるツールや方法を紹介します。
おすすめの無料ツール
以下は、無料でEPS変換が可能なツールです。これらのツールを使えば、Illustratorなしで簡単にイラストをEPS形式に変換できます。
- Inkscape: Inkscapeは無料で使えるオープンソースのベクターグラフィックエディタで、AIやSVGファイルをEPS形式に変換することができます。PCにインストールして使用する必要がありますが、無料で高機能なため、非常に人気があります。
- CloudConvert: CloudConvertは、オンラインで様々なファイル形式を変換できるツールです。クリスタで作成したイラストをSVG形式にエクスポートし、それをCloudConvertでEPS形式に変換することができます。
- Convertio: Convertioもオンラインで利用できる無料ツールで、AIファイルをEPSに変換することができます。インターフェースがシンプルで、使いやすいのが特徴です。
クリスタで描いたイラストをEPSに変換する方法
クリスタ(Clip Studio Paint)で作成したイラストをEPS形式に変換するためには、まずイラストをSVG形式でエクスポートし、その後、上記のツールを使用してEPSに変換する方法があります。
例えば、クリスタで描いたイラストをSVG形式で保存し、CloudConvertやConvertioでEPS形式に変換することができます。この方法なら、Illustratorを使わずにEPS変換が可能です。
ツール選びのポイント
無料ツールを使う場合、ツールの使いやすさや変換後の品質に注意しましょう。Inkscapeはベクター形式のファイルを扱う際に非常に優れたツールですが、PCにインストールする必要があります。オンラインツールは手軽に使える反面、ファイルサイズに制限があったり、処理速度が遅く感じることもあります。
自分の作業環境や目的に合ったツールを選ぶことが、効率的に作業を進めるためには重要です。
まとめ
Illustratorを使用せずにイラストをEPS形式に変換するためには、Inkscape、CloudConvert、Convertioなどの無料ツールを活用できます。これらのツールを使うことで、Illustratorがなくても簡単にEPS変換が可能です。自分のニーズに合ったツールを選び、ストックイラストの投稿をスムーズに進めましょう。

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