Excelを使って、プルダウンメニューから選択した項目に基づいて、隣のセルに自動でデータを入力する方法を学びましょう。例えば、リンゴを選んだらその隣のセルに「赤い・果物・青森」などの情報が表示されるように設定する方法です。
プルダウンメニューの作成方法
まず、プルダウンメニューを作成するためには、Excelの「データの入力規則」を使用します。
1. プルダウンを設定したいセルを選択します。
2. Excelの「データ」タブにある「データの入力規則」をクリックします。
3. 「設定」タブで「リスト」を選び、リスト範囲に選択肢を入力します。例えば、リンゴ、レタスなどを入力します。
VLOOKUPを使ってデータを自動入力する方法
プルダウンメニューで選んだ項目に応じて、他のセルにデータを反映させるには、VLOOKUP関数を使用します。別表にデータを作成し、VLOOKUPでその情報を引っ張ってくる方法です。
例えば、以下のように別表を作成します。
| 品目 | 色 | 種類 | 産地 |
|---|---|---|---|
| リンゴ | 赤い | 果物 | 青森 |
| レタス | 緑 | 野菜 | 長野 |
そして、プルダウンメニューで「リンゴ」を選んだときに、他のセルに自動で「赤い・果物・青森」を表示させるためのVLOOKUP式は以下のようになります。
例えば、A1セルに「リンゴ」を選んだ場合、B1セルには次の式を入力します。
=VLOOKUP(A1,別表!$A$2:$D$3,2,FALSE)
この式で、「リンゴ」が選ばれた場合、B1セルに「赤い」が表示されます。同じように、C1セルとD1セルにもそれぞれ別のVLOOKUP式を設定して、残りのデータ(「果物」「青森」)を表示させます。
まとめ
Excelでプルダウンメニューを使って、選択肢に応じたデータを自動入力する方法は非常に便利で、効率的に作業を進めることができます。VLOOKUPを使えば、他のセルに必要な情報を自動で引き出すことができるので、作業の精度が向上します。


コメント