Wordで同じ文字列を複数箇所にリンクして反映させる方法

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Microsoft Wordで同じ文字列を複数箇所にリンクして反映させたい場合、Excelのような「リンクしてコピー→全体に文字で貼り付け」の手順が便利ですが、Wordでは少し異なる方法が必要です。この記事では、Wordで複数箇所に同じ文字列をリンクさせる方法を解説します。

1. Wordで同じ文字列を複数箇所にリンクさせる方法

Wordで同じ文字列を複数箇所にリンクして反映させるためには、「参照」機能を使用するのが一般的です。具体的には、「ブックマーク」や「フィールドコード」を使います。

まず、リンクさせたい文字列を「ブックマーク」機能で保存し、そのブックマークを他の場所に挿入することで、同じ文字列を複数箇所にリンクさせることができます。

2. ブックマークを使ってリンクさせる方法

ブックマークを使って文字列をリンクさせるには、以下の手順を踏んでください。

  • 最初にリンクさせたい文字列を選択します。
  • 「挿入」タブから「リンク」を選択し、「ブックマーク」をクリックします。
  • 「名前を付けて保存」し、リンク先としてブックマークを指定します。
  • 次に、別の場所に同じ文字列を表示したい場所で、再度「挿入」タブから「リンク」を選択し、先ほど作成したブックマークを選びます。

この方法により、リンクされた文字列はブックマークが変更されると、すべてのリンク先で自動的に反映されます。

3. フィールドコードを使用する方法

フィールドコードを使って文字列をリンクさせることも可能です。これを行うには、次の手順を踏みます。

  • まず、リンクさせたい文字列を選択し、「挿入」タブの「クイックパーツ」から「フィールド」を選択します。
  • 「フィールド名」に「REF」を選び、リンク先となる文字列を指定します。
  • 「OK」をクリックすると、指定した文字列がリンクとして表示され、他の場所でその文字列を使用できます。

この方法でも、リンクされた文字列を変更すると、全てのリンク先にその変更が反映されます。

4. 使用する際の注意点

ブックマークやフィールドコードを使う際には、以下の点に注意が必要です。

  • リンクを解除したい場合、リンク先のテキストを変更することでリンクが解除されることがあります。リンク解除後は再度リンクを作り直す必要があります。
  • Wordのバージョンや設定によって、リンクが正しく反映されない場合があるため、確認作業が重要です。

まとめ

Microsoft Wordでは、Excelのように簡単に文字列をリンクして反映させることはできませんが、ブックマークやフィールドコードを使うことで、同じ文字列を複数箇所にリンクさせることができます。これらの方法を活用して、効率的に作業を進めましょう。

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