After Effects (AE)を使用して動画制作を行っていると、シーケンスレイヤーの配置がずれてしまうことがあります。特に、画像をカットしてシーケンスレイヤーに配置する際、指定した時間に正確に配置されない場合、原因がわからず困ってしまうことも。今回は、AE CS5.5でシーケンスレイヤーのズレを解決するための方法とポイントを解説します。
シーケンスレイヤーのズレとは?
After Effectsでシーケンスレイヤーを使用する際、時間軸上に複数の画像を並べることができます。しかし、画像を指定した時間にカットして並べたはずが、途中から1フレームごとにズレが発生してしまう場合があります。このようなズレは、時間の設定やカットの方法、AEの設定に関連していることが多いです。
原因1: カット時の設定ミス
AEで画像をカットする際、カットするポイントを「Alt + ]」で設定します。しかし、カットした際に「0:00:10:00」のようにピッタリと設定しても、タイムコードの間隔が微妙にずれる場合があります。これを防ぐためには、まず画像をタイムライン上で確認し、正確にカットができているか確認することが大切です。
また、カットポイントがズレる場合、AEがフレームを基準に配置するため、時間の設定が微妙に影響します。特に、シーケンスレイヤーを使用する際は、画像を並べるタイミングを慎重に調整しましょう。
原因2: コンポジション設定の確認
コンポジション設定が適切でない場合、シーケンスレイヤーのズレが発生する原因となります。特に「フレームレート」や「デュレーション」などが影響します。フレームレートが30fpsに設定されていると、動画内で1フレーム単位で微細なずれが発生することがあります。
解決策として、コンポジションの設定でフレームレートやデュレーションが正しいか再確認し、調整を行ってください。設定が間違っていると、カットされた画像がタイムライン上で思った通りに並ばなくなることがあります。
原因3: シーケンスレイヤーの自動調整機能
AEのシーケンスレイヤーには、自動的に画像を整列させる機能がありますが、これが逆にズレを引き起こすことがあります。シーケンスレイヤーに画像を並べる際に、AEが自動で調整しようとして、細かいズレが生じている可能性も考えられます。
これを防ぐためには、シーケンスレイヤーを手動で調整し、時間軸上でピッタリと配置されるように配置することが重要です。また、AEの「スナップ」機能を有効にしておくことで、画像を正確に並べることができます。
解決方法: ズレたレイヤーの手動調整
画像のズレが発生している場合、一度ズレたレイヤーを手動で調整することが最も簡単な解決策です。時間軸上で各レイヤーをクリックし、移動ツールで1フレームずつ手動で調整する方法です。
また、「スナップ」機能を活用することで、より精度高く調整できます。シーケンスレイヤー内での調整は、AEを効率的に使うためにも覚えておくべき基本操作です。
まとめ
After Effectsでシーケンスレイヤーを使用する際、画像がズレる問題は、コンポジション設定やカットの方法に起因することが多いです。正確なカットを行い、コンポジション設定を再確認することで、スムーズに画像を並べることができます。
画像のズレを解消するためには、手動で調整することが効果的ですが、事前に設定を見直しておくことで、今後の作業をより効率的に進めることができるでしょう。


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