クリスタでセリフと吹き出しを分けてレイヤー管理する方法【PSD書き出しのコツ】

画像処理、制作

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)で漫画を作成する際、セリフと吹き出しを分けてレイヤー管理する方法についてはよく質問が寄せられます。特に、PSD形式で書き出すときにテキストのレイヤーを除外したり、吹き出しだけを別のレイヤーとして管理したい場合、どうすれば良いのでしょうか?この記事では、セリフと吹き出しのレイヤー管理方法と、PSDデータ書き出し時の注意点について解説します。

クリスタでセリフと吹き出しを別レイヤーにする方法

まず、クリスタでセリフを打ち込んだ状態で吹き出しを追加すると、通常、吹き出しとテキストは同じレイヤーに配置されます。これは、クリスタのデフォルト設定ではテキストレイヤーが自動的に作成されるためです。しかし、セリフと吹き出しを別々のレイヤーで管理したい場合、吹き出し用のレイヤーを別途作成する必要があります。

吹き出しを別レイヤーにする方法は、吹き出しを作成した後に、新しいレイヤーを追加して、そのレイヤーに吹き出しを移動することです。また、吹き出しを作成する際に、テキストレイヤーとは別のレイヤーに吹き出しを配置することも可能です。

PSD書き出し時にテキストのレイヤーを除外する方法

PSD形式でデータを書き出す際、テキストレイヤーを含めたくない場合があります。その場合、クリスタでは「PSD書き出し」時にテキストレイヤーを含めない設定が可能です。

具体的には、書き出し時に「レイヤー設定」内で「テキストレイヤー」のチェックを外すことで、PSDデータにテキストを含めないようにできます。これにより、吹き出しだけが別レイヤーとして書き出され、テキストは除外されます。

テキストだけのファイルを別に出力する方法

もし、テキストだけのファイルを別に出力したい場合は、テキストレイヤーを選択し、別のファイルとして保存することができます。クリスタでは「レイヤーの選択」機能を使用して、特定のレイヤーのみを選んで保存することが可能です。

また、PSD書き出し時に「テキストレイヤーのみ」を書き出す設定を選ぶことで、テキストだけのデータを個別に保存することもできます。この方法を使えば、セリフ部分を他の画像データとは分けて管理でき、作業効率が向上します。

まとめ

クリスタでセリフと吹き出しを別レイヤーに分けることで、作業をより効率的に進めることができます。また、PSD書き出し時にテキストレイヤーを除外することで、吹き出しだけを別レイヤーとして管理でき、より柔軟にデータを扱うことができます。テキストのみのファイルも別途出力できるので、作業の整理やデータ管理がしやすくなります。

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