スプレッドシートを使用して入金管理表を作成し、特定の月のデータを絞り込んで確認したい場合、正しい方法でフィルタリングを行う必要があります。ここでは、スプレッドシートで月別にデータを検索する際に発生する問題と、その解決方法について詳しく解説します。
月別の入金データを正確に絞り込むための手順
スプレッドシートで月別に入金データを絞り込むためには、いくつかの注意点があります。以下の手順で、検索時に正確に月を指定してデータを表示する方法を説明します。
1. 日付の形式を統一する
まず、日付を入力するセルが「日付」形式として設定されていることを確認しましょう。もし、日付が「テキスト」形式や「文字列」形式になっていると、検索やフィルタリングの際に正しくデータを絞り込むことができません。
2. 月別検索用の列を作成する
月別で絞り込みを行うために、日付から「月」の部分を抽出する列を作成します。例えば、日付が「2022/05/15」の場合、その月(5月)だけを抽出する列を追加します。以下のような数式を使います。
=TEXT(A2, "yyyy-mm")
この式で、A2セルの日付から「年-月」の形式を抽出することができます。
3. フィルタ機能を使用する
次に、フィルタ機能を使って月別にデータを絞り込みます。スプレッドシートのメニューから「データ」>「フィルタ」を選択し、先ほど作成した「月」列にフィルタをかけます。表示された月を選ぶと、その月のデータだけが表示されます。
4. 条件付き書式を使って視覚的に強調する
月別にデータを絞り込んだ後、必要に応じて条件付き書式を使い、特定の月に該当するデータを視覚的に強調できます。例えば、特定の月のデータを色でハイライトすることができます。
なぜ他の月も表示されるのか?
質問者の方が経験したように、月を指定して検索しても他の月が表示される場合、主に以下の理由が考えられます。
- 日付の形式が統一されていない:日付が「文字列」形式になっていると、正しく月ごとにフィルタリングされません。
- 数式やフィルタの設定ミス:月抽出用の数式やフィルタ設定に誤りがある場合、正しい月を絞り込むことができません。
まとめ
スプレッドシートで月別のデータを絞り込む際には、日付の形式を正しく設定し、月抽出の列を作成してからフィルタリングを行うことが重要です。これらの手順を踏むことで、必要なデータだけを正確に表示することができます。


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