Windows 10からWindows 11にアップグレードした際、OneDriveの同期機能に悩まされている方も多いでしょう。特に、ドキュメントやピクチャなどのフォルダがOneDrive内に保存され、Dドライブに直接保存する方法が分からないという問題があります。この記事では、OneDriveを切り離してDドライブにファイルを直接保存する方法について解説します。
OneDriveの設定を解除する
まず最初に行うべきは、OneDriveとファイルの同期を解除することです。これを行うことで、ファイルがOneDriveに保存されることを防げます。
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「アカウント」タブに移動し、「このPCとのリンクを解除」をクリックします。
- 「OK」を選択し、OneDriveの同期を停止します。
これで、OneDriveとのリンクが解除され、ファイルの保存先を自分で選べるようになります。
ファイルの保存先を変更する
次に、ドキュメントやピクチャなどの保存先をDドライブに変更します。
- 「ファイルエクスプローラー」を開き、「PC」をクリックします。
- 「ドキュメント」フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「場所」タブに移動し、「移動」をクリックします。
- 「Dドライブ」を選択し、新しい保存先を指定します。
- 「適用」をクリックし、変更を保存します。
これで、ドキュメントやピクチャがDドライブに保存されるようになります。
読み取り専用属性の解除方法
読み取り専用の属性に関しては、青いマイナスマークが付いている場合があります。これを解除するためには、以下の手順を試してください。
- 「ファイルエクスプローラー」で該当のフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの「属性」欄にある「読み取り専用」のチェックを外します。
- 「適用」をクリックして、変更を保存します。
これで、フォルダが読み取り専用でなくなり、編集ができるようになります。
まとめ
OneDriveを切り離し、Dドライブにファイルを保存する手順は、まずOneDriveとのリンクを解除し、次に保存先をDドライブに変更することです。読み取り専用属性を解除することで、さらにスムーズにファイルを管理できるようになります。これで、OneDriveの同期に関わらず、自分の好きな場所にファイルを保存できます。


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