OBSでゲーム実況を行いながら、Paravoなどのボイスチェンジャーを使って声を変換したいときに、ボイチェンの声だけ録音したい場合、どうすればいいのでしょうか?この記事では、OBSでボイチェンの声のみを録音する方法を解説します。
OBSでボイチェンの声だけを録音するために必要な設定
まず、ボイチェンを使っている場合、ボイチェンの音声がOBSに正しく反映されていないと、ゲーム実況を録画する際に、自分の元々の声が一緒に録音されてしまいます。この問題を解決するには、仮想オーディオデバイスを使用して、ボイチェンの音声と自分の声を分ける必要があります。
仮想オーディオデバイスとして「VB-Audio Cable」などをインストールし、これを使って音声のルーティングを行うことで、OBSでボイチェンの声のみを録音できます。
VB-Audio Cableのインストールと設定方法
VB-Audio Cableは、PC内で仮想的なオーディオデバイスを作成するソフトウェアです。このツールを使って、Paravoのボイチェン機能から出力される音声を、OBSで録音するためにルーティングします。
まず、VB-Audio Cableをインストールし、その後、Paravoの設定で音声出力をVB-Audio Cableに指定します。次に、OBSの設定で、音声の入力をこの仮想オーディオデバイスに設定することで、ボイチェンのみの音声が録音されるようになります。
OBSの設定でボイチェン音声のみ録音する方法
OBSでボイチェンの音声のみを録音するためには、音声入力を仮想オーディオデバイスに設定する必要があります。これにより、OBSはParavoで変換された音声だけを録音し、元の音声を録音しないようにします。
具体的には、OBSの「設定」→「音声」タブから、音声入力のデバイスを「VB-Audio Cable」に設定します。また、OBSの「音声ミキサー」画面で、音声ソースが「VB-Audio Cable」となっていることを確認し、録音ボリュームなどの調整を行います。
ボイチェンの音声と元の音声を分けるための注意点
ボイチェンの音声と元の音声を完全に分けるためには、仮想オーディオデバイスだけでなく、PCの音声設定をきちんと確認することが重要です。例えば、ボイチェンの音声が他の音声と干渉しないように、設定を調整する必要があります。
また、ボイチェンの音声を録音した後に、音質やバランスを調整するために、録音した音声を編集するソフトウェア(例:Audacityなど)を使うと、さらに効果的です。
まとめ
OBSでボイチェンの声のみを録音するためには、VB-Audio Cableなどの仮想オーディオデバイスを使って、ボイチェンの音声と元の音声を分ける設定を行うことが必要です。この設定を行うことで、ボイチェンの音声だけを録音し、ゲーム実況をより楽しく、クリーンに行うことができます。これで、OBSでの録画や配信をボイチェンの声のみで行うことができるようになります。


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