ASRock B450SLマザーボードでセキュアブートを有効にしようとした際に発生する問題は、多くのユーザーに共通の悩みです。この記事では、セキュアブートとCSM(Compatibility Support Module)の設定に関する問題を解決するための方法を解説します。
セキュアブートとCSMの設定とは?
セキュアブートは、PCが起動する際に安全なブート環境を確保するための機能です。UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)と呼ばれる新しいファームウェアインターフェースで動作します。一方、CSMはレガシーブートモードをサポートするオプションで、古いPCとの互換性を確保します。
セキュアブートを有効にし、CSMを無効にすると、最新のOS(例えばWindows 11)をより安全に起動できます。しかし、設定後にPCが正常に起動しない場合があります。この記事では、その原因と解決方法を説明します。
セキュアブートが有効にできない原因
セキュアブートを有効にした際に、PCが起動しない原因として考えられるのは以下のような点です。
- UEFIモードでのインストール: Windows 11はUEFIモードでインストールされている必要があります。もしWindowsがレガシーブートモードでインストールされている場合、セキュアブートを有効にしても起動しないことがあります。
- ストレージの形式: メインストレージがGPT(GUID Partition Table)であることが必要です。MBR(Master Boot Record)形式では、セキュアブートが機能しません。
- 古いBIOS設定: 一部のBIOSでは、セキュアブートとCSMの設定が適切に連携していない場合があります。特に、古いマザーボードやBIOSバージョンではこの問題が発生しやすいです。
セキュアブートを有効にするための設定方法
セキュアブートを有効にするには、いくつかの重要なステップを踏む必要があります。以下の手順を試してみてください。
- BIOS設定に入る: PCを再起動し、ASRockロゴが表示されたときに「Delete」キーを押してBIOS設定に入ります。
- セキュアブートの有効化: BIOS設定の「Boot」タブを開き、セキュアブートを「Enabled」に設定します。
- CSMの無効化: 同じく「Boot」タブでCSM(Compatibility Support Module)を「Disabled」に設定します。
- UEFIモードの確認: 「Boot Mode」が「UEFI」に設定されていることを確認してください。
- 保存して再起動: 設定を保存し、再起動します。
これで、セキュアブートを有効にし、CSMを無効にすることができます。それでもPCが起動しない場合、次の対策を試してください。
追加のトラブルシューティング方法
もし上記の設定を行ってもPCが起動しない場合、以下の方法を試してみてください。
- BIOSのアップデート: マザーボードのBIOSが古い場合、セキュアブートとCSMの設定がうまく連携しないことがあります。ASRockの公式ウェブサイトから最新のBIOSをダウンロードし、アップデートを実行してください。
- クリーンインストール: Windowsを再インストールする際、UEFIモードでインストールを行う必要があります。インストールメディアを作成し、インストール時に「UEFI」でインストールを選択します。
- GPT形式への変換: ストレージがMBR形式の場合、GPT形式に変換する必要があります。Diskpartツールを使用して、ディスクの形式をGPTに変換してください。
まとめ
ASRock B450SLマザーボードでセキュアブートを有効にするためには、UEFIモードでのインストール、ストレージがGPT形式であること、最新のBIOSを使用していることが重要です。設定後にPCが正常に起動しない場合は、追加のトラブルシューティング方法を試してみましょう。これらの手順を実行することで、セキュアブートを有効にして、Windows 11を安全に起動することができるようになります。


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