Windows 11の累積更新プログラム(KB5064081)がダウンロード途中で止まってしまうことがあります。このような問題に直面した際の対処法を、具体的な手順とともにご紹介します。特に、「ダウンロードが5%で進まない」という状況に困っている方は、ぜひ参考にしてください。
1. Windows Updateのトラブルシューティングツールを使う
まず、Windowsに搭載されている「Windows Updateのトラブルシューティングツール」を使用してみましょう。このツールは、アップデートの問題を自動的に検出して修正するため、手軽に試すことができます。
手順は以下の通りです。
- 「スタートメニュー」を開き、「設定」を選択します。
- 「更新とセキュリティ」を選び、「トラブルシューティング」をクリックします。
- 「Windows Update」を選択して、「トラブルシューティングツールを実行」をクリックします。
ツールが問題を検出して修正しようとしますので、その後アップデートを再試行してください。
2. Windows Updateサービスの再起動
次に、Windows Updateサービス自体に問題がある可能性があります。この場合、サービスの再起動を試みることが有効です。手順は以下の通りです。
- 「スタートメニュー」から「cmd」を検索し、「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを開きます。
- 次に、以下のコマンドを入力し、Enterを押します:
- net stop wuauserv
- net start wuauserv
- これでWindows Updateサービスが再起動します。再度アップデートを試みてください。
3. 一時ファイルの削除
ダウンロードが途中で止まる原因として、更新ファイルの一時保存場所に問題がある場合があります。この場合、キャッシュや一時ファイルを削除することが効果的です。
手順は以下の通りです。
- 「スタートメニュー」から「ディスククリーンアップ」を検索し、ツールを開きます。
- システムドライブ(通常はCドライブ)を選択し、「OK」をクリックします。
- 「一時ファイル」などの不要なファイルにチェックを入れ、「OK」をクリックしてファイルを削除します。
4. 手動で更新プログラムをインストール
もし上記の方法で解決しない場合、Microsoftの公式ウェブサイトから手動で更新プログラムをダウンロードしてインストールすることもできます。以下の手順で行ってみましょう。
- Microsoft Updateカタログのウェブサイト(https://www.catalog.update.microsoft.com/Home.aspx)にアクセスします。
- KB5064081を検索し、対応する更新プログラムをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行して、手動でインストールを行います。
まとめ
Windows 11のアップデートが途中で止まる原因にはいくつかの要因があります。上記の対処法を試すことで、問題が解決する場合が多いです。それでも解決しない場合は、PCの専門家に相談することをお勧めします。問題を早期に解決して、快適なWindows 11環境を楽しんでください。


コメント