Windows 11 バージョン 24H2にアップデート後、JPEGなどの画像を印刷する際にカラーとモノクロの選択ボックスが表示されなくなり、カラー印刷のみの設定しかできなくなる問題が報告されています。この問題を解決する方法について、以下の内容を確認してみましょう。
問題の原因
この現象は、Windows 11 バージョン 24H2のアップデート後に一部のプリンター設定が変更され、カラー印刷に固定されてしまうことに起因しています。通常、プリンターの設定にモノクロやカラーを切り替えるオプションが表示されますが、アップデート後にこれらのオプションが表示されないことがあります。
解決策1: プリンターの設定を確認する
まず、プリンターの設定を確認しましょう。以下の手順を実行して、カラー設定が有効になっているか確認します。
- 「スタートメニュー」>「設定」>「デバイス」>「プリンターとスキャナー」を選択
- 問題のプリンターをクリックし、「管理」を選択
- 「プリンターのプロパティ」を選び、「詳細設定」タブをクリック
- ここで「カラー」設定を確認し、モノクロ印刷に変更できるか確認します。
解決策2: プリンタードライバーの再インストール
もしプリンターの設定が正しくなっているのに選択肢が表示されない場合、プリンタードライバーが正しくインストールされていない可能性があります。この場合、プリンタードライバーを再インストールすることをお勧めします。
- 「設定」>「デバイス」>「プリンターとスキャナー」からプリンターを削除
- プリンターの製造元のウェブサイトから最新のドライバーをダウンロード
- ドライバーをインストールし、プリンターを再接続します。
解決策3: プリンタートラブルシューティングツールの実行
Windowsにはプリンターに関する問題を自動的に検出して修正するトラブルシューティングツールが搭載されています。以下の手順でツールを実行し、問題が解決するか確認します。
- 「設定」>「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」を選択
- 「プリンター」を選択し、「トラブルシューティングツールの実行」をクリック
- 指示に従って問題の診断と修正を試みます。
まとめ
Windows 11 バージョン 24H2のアップデート後にモノクロ印刷のオプションが表示されない場合、プリンター設定の確認、ドライバーの再インストール、トラブルシューティングツールの実行などの方法で解決できます。これらの手順を試しても問題が解決しない場合は、プリンターの製造元に問い合わせるか、Windowsのサポートを受けることを検討しましょう。


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