ARMの逆アセンブルコードを理解するのは、アセンブリプログラムやデバイスドライバの解析を行う上で非常に重要です。この記事では、以下の逆アセンブルコードの解説を行います。
0200FD50 E7D221A3 ldrb r2,[r2,+r3, lsr #0x3]
1. ldrb命令の解説
この命令は「ロード・バイト」命令で、メモリからデータをロードしてレジスタに格納します。この場合、レジスタr2に、r2の値にr3をシフトした値を足したアドレスから1バイトのデータをロードしています。シフト操作(lsr)は、r3の値を3ビット右にシフトするという意味です。
2. and命令の解説
0200FD54 E20110FF and r1,r1,#0xFF
この命令は論理積(AND)を使用してr1の値を0xFF(8ビットのマスク)と論理積を取ります。これによりr1の上位24ビットが0になり、下位8ビットだけが残ります。つまり、r1の値を下位8ビットだけに制限する操作です。
3. ands命令の解説
0200FD58 E0121001 ands r1,r2,r1
こちらはAND命令とほぼ同じですが、「s」がついているため、演算結果に基づいてフラグ(条件コードレジスタ)も更新されます。r2とr1のビットごとの論理積を取った結果がr1に格納され、フラグが更新されます。
4. 条件付き命令の解説
0200FD5C 03A00000 moveq r0,#0x0
「moveq」は条件付き命令です。条件コード「eq」は「equal(等しい)」の意味で、直前の演算でゼロフラグがセットされている場合にこの命令が実行されます。r0に0x0を格納する命令です。
5. 分岐命令の解説
0200FD60 EA000033 b 0200FE34
この命令は「b」(branch)命令で、指定したアドレス(0200FE34)に無条件でジャンプします。条件なしで実行される分岐命令です。
まとめ
この逆アセンブルコードを理解することによって、ARMアーキテクチャでの動作をより深く理解することができます。各命令の意味と動作を理解し、どのようにメモリやレジスタを操作しているかを確認しましょう。


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