MacBook Airでスクリーンショットを撮った後、通常は右下に保存されるはずの画像が、アップデート後に全画面で表示されるようになった問題について解説します。設定を元に戻す方法を詳しくご紹介しますので、安心してスクリーンショットを管理できるようになります。
スクリーンショット保存先の変更: MacOSのアップデートが影響か
MacOSのアップデート後、スクリーンショットの動作に変化があることがあります。通常、スクリーンショットを撮ると、画像がデスクトップに保存され、右下にサムネイルが表示されるのが一般的ですが、アップデート後に全画面でプレビューが表示されることがあります。
これは、新しい「プレビュー」機能が追加されたことにより、スクリーンショットを撮るとその画像を即座にプレビューとして表示するように設定されているためです。
スクリーンショットの保存先とプレビュー設定を変更する方法
スクリーンショットの保存先やプレビュー設定を変更するには、ターミナルを使用する必要があります。以下の手順に従って、設定を元に戻すことができます。
1. ターミナルを開く: Finderで「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」を開きます。
2. 保存先を設定する: 次に、保存先を変更するために、以下のコマンドを入力します。
defaults write com.apple.screencapture location ~/Desktop
これにより、スクリーンショットの保存先が再びデスクトップに設定されます。
3. プレビューを無効にする: プレビュー表示を無効にするためには、次のコマンドを入力します。
defaults write com.apple.screencapture show-thumbnail -bool false
これで、スクリーンショットを撮った後、プレビューが表示されなくなります。
スクリーンショットを撮る際の設定をカスタマイズする方法
Macではスクリーンショットの設定をさらにカスタマイズすることができます。例えば、スクリーンショットを自動的に指定したフォルダに保存するように設定することもできます。
保存先を変更する: 上記のコマンドを使って、スクリーンショットが保存される場所を指定できます。例えば、特定のフォルダを指定することができます。
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
これにより、スクリーンショットが自動的に指定したフォルダに保存されます。
代替ソフトを使用してスクリーンショットを管理する方法
もしMacOSの標準機能では満足できない場合、代替ソフトを使用してスクリーンショットの管理を行うこともできます。以下は、人気のあるスクリーンショット管理ツールです。
- Snagit: 高機能なスクリーンキャプチャツールで、スクリーンショットの編集や共有が簡単にできます。
- Monosnap: スクリーンショットや画面録画ができ、簡単に共有や編集ができます。
- Skitch: スクリーンショットに注釈を付けたり、共有したりするのが簡単にできるツールです。
まとめ: スクリーンショット設定のカスタマイズ方法
MacBook Airでスクリーンショットの保存先やプレビュー設定が変更された場合、ターミナルを使用して設定を戻すことができます。また、スクリーンショットをカスタマイズするための便利なツールも利用可能です。これらの方法を試して、自分の使いやすい環境を整えましょう。
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