ASRock B250M ProからASUS B360-PLUSにマザーボードを交換した際に、Windowsが起動しなくなったという問題に直面することがあります。このような問題は、マザーボードの交換後にBIOS設定やドライバ、OSの設定が一致しないことが原因となることがあります。この記事では、BIOS設定やOSの修復手順を詳しく解説し、問題を解決する方法を紹介します。
BIOS設定の確認と修正
新しいマザーボードに交換後、最初に確認すべきはBIOS設定です。BIOS設定が正しくない場合、PCが起動しない原因となります。まず、PCを起動し、BIOSにアクセスするために「Del」または「F2」を押して設定画面に入ります。
BIOS内では、起動順序が正しいか、ハードディスクやSSDが正しく認識されているかを確認してください。また、UEFIモード(またはLegacyモード)が正しく設定されているかも重要です。Windows 10や11を使用している場合、UEFIモードでの起動が推奨されます。
Windowsの修復オプションの実行
BIOS設定を確認しても問題が解決しない場合、次に試すべきはWindowsの修復オプションです。Windowsが以前のハードウェアに基づいてインストールされている場合、新しいマザーボードに切り替えたことでドライバや設定が合わず、正常に起動しないことがあります。
Windows 10や11のインストールメディア(USBまたはDVD)を使用して、PCを起動し、「コンピュータを修復する」オプションを選択します。ここから、「スタートアップ修復」を選び、Windowsの起動に関する問題を自動的に修正します。
ドライバの再インストール
新しいマザーボードに交換した後、ドライバが適切にインストールされていない場合、ハードウェアが正しく認識されないことがあります。特に、チップセットやネットワークアダプタ、オーディオドライバなどが必要です。
ドライバを手動でインストールするには、まず新しいマザーボードのメーカーであるASUSの公式サイトからB360-PLUS用の最新のドライバをダウンロードします。インターネットに接続できる状態で、これらのドライバをインストールしてください。
Windowsの再インストールを検討する
上記の手順を試しても問題が解決しない場合、最後の手段としてWindowsの再インストールを検討する必要があります。新しいマザーボードへの交換後、Windowsのインストールが適切に行われないことがあります。
再インストールを行う際は、データをバックアップした後、インストールメディアを使用してWindowsを再インストールします。この際、新しいハードウェアに対応したインストールが行われ、正常に動作するようになります。
まとめ
ASRock B250M ProからASUS B360-PLUSにマザーボードを交換した後にWindowsが起動しない問題は、BIOS設定、ドライバのインストール、またはWindowsの修復が原因であることが多いです。BIOS設定を確認し、Windowsの修復オプションを試し、必要に応じてドライバの再インストールやWindowsの再インストールを行うことで、問題を解決できる場合が多いです。
これらの手順を順を追って実行することで、マザーボード交換後も正常にPCを使用できるようになるはずです。


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