Wordで数字を完全な正方形で囲み、その中に数字を白色で表示させる方法について解説します。標準のフォントの囲み機能では正方形が微妙に歪んでしまったり、塗りつぶしの部分に縦の白い線が残ることがあります。今回は、これらの問題を解決する方法をご紹介します。
1. 数字を囲む正方形の作り方
まず、数字を正方形で囲むためには、Wordの図形機能を使うのが一番簡単で確実です。図形機能で「四角形」を選び、サイズを調整して完全な正方形を作りましょう。正方形の中に数字を配置する方法は以下の通りです。
- [挿入] タブをクリックし、[図形] を選択
- 四角形を選び、Shiftキーを押しながらドラッグして完全な正方形を描く
- 正方形のサイズを調整する（例えば、3cm x 3cm）
これで、正方形の囲みが完成します。
2. 数字を正方形内に配置する
数字を正方形の中に配置する際、文字の配置を中央にすることが大切です。以下の手順で調整しましょう。
- 正方形内に数字を入力
- 数字を選択し、[ホーム] タブの[段落]グループで[中央揃え]を選択
- フォントサイズやスタイルを調整して、数字が正方形に収まるように調整
これで、数字が正方形内で中央に配置されます。
3. 正方形の塗りつぶしと文字色の調整
次に、正方形の背景色を変更し、数字を白色にする方法です。以下の手順を実行してください。
- 正方形を選択し、右クリックして[図形の書式設定]を選択
- [塗りつぶし] オプションを選び、好みの色を選択
- 数字を選択して、[ホーム] タブの[フォント色]から[白]を選択
これで、正方形が指定した色で塗りつぶされ、数字が白色で表示されます。
4. 塗り残しや白い線を防ぐ方法
塗り残しや白い線が残る場合は、図形の配置やサイズが微調整されていないことが原因です。これを防ぐためには、正方形のサイズを少し大きくして、数字が囲みの端からはみ出すように調整することが効果的です。また、囲みの塗りつぶしに関しては、図形の枠線を無くすことも重要です。
- 正方形を右クリックし、[図形の書式設定]を選択
- [線] オプションを選択し、[線なし] を選択
これで、囲みの線が消え、塗りつぶしと数字が綺麗に表示されます。
5. まとめ
Wordで数字を完全な正方形で囲むには、図形機能を使って正方形を作成し、適切なフォントサイズで数字を中央に配置します。さらに、正方形の背景色を設定し、文字色を白に調整することで、フリップ芸やプレゼンテーション用に綺麗に仕上がります。微調整を行い、塗り残しや線を防ぎながら、印刷や表示に適したデザインを完成させましょう。
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