Hyper-V 仮想マシンでのアルマリナックスキックスタートインストール後のISOアンマウント設定方法

Linux系

Hyper-Vで仮想マシンを使用してアルマリナックスのキックスタートインストールを行っている場合、再起動時に仮想DVDドライブにマウントされたISOファイルが引き続き起動してしまうことがあります。この問題を解決するための方法を紹介します。

1. ISOファイルが再起動時に自動的にマウントされる理由

通常、仮想マシンのOSインストール後に再起動を行うと、仮想DVDドライブから起動しようとする場合があります。これは、仮想マシンの起動設定が引き継がれた結果です。インストールが完了した後も、仮想マシンの設定がISOをブートデバイスとして認識してしまうためです。

2. キックスタートインストール後の自動アンマウント方法

アルマリナックスでキックスタートを使用してOSをインストールした場合、キックスタートファイルに適切な設定を加えることで、インストール完了後にISOを自動的にアンマウントすることができます。以下の手順で設定できます。

  • キックスタート設定ファイル(ks.cfg)に以下の行を追加します:ignoredisk --only-use=sda
  • この設定により、インストール完了後にISOを含む仮想ディスクが無視され、再起動時に自動でアンマウントされます。
  • また、インストール終了後にシャットダウンや再起動を行う際に、仮想DVDドライブのISOファイルを手動でアンマウントすることも有効です。

3. 仮想マシン設定の確認と変更

仮想マシンの設定でも、ISOの自動マウントを防ぐことができます。具体的には、仮想マシンの設定で、OSインストール後に仮想DVDドライブを無効にするか、再起動後に自動的にDVDドライブを外す設定を行います。手動での変更が煩わしい場合、以下の手順を試してください。

  • Hyper-Vマネージャーで仮想マシンを右クリックし、設定を選択。
  • DVDドライブを選択し、接続オプションからISOファイルのマウントを解除。
  • 設定後、仮想マシンを再起動し、変更が反映されているか確認。

4. まとめ

Hyper-Vでアルマリナックスのキックスタートインストール後にISOを自動的にアンマウントさせる方法として、キックスタート設定ファイルを修正する方法や、仮想マシンの設定でDVDドライブの自動マウントを無効にする方法があります。これらの方法を実行することで、ISOファイルが再起動時に誤って起動されることを防げます。

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