この記事では、PC内の絶対パスとインターネット上の絶対パスの違い、及びそれぞれのパスがどのように構成されるかについて解説します。特に、WindowsでのパスとWebサーバー上でのパスがどう異なるか、またどこに注意すべきかに焦点を当てています。
絶対パスとは?
絶対パスとは、ファイルの場所を指定する方法の一つで、パソコン内やWeb上でそのファイルを一意に特定するためのフルパスのことを指します。PC上では、ドライブ名から始まるパスで、インターネット上ではWebサーバーのURLを基にパスが形成されます。
PC内での絶対パス
PC内の絶対パスは、一般的に次のように構成されています。
file:///C:/Users/lwuse/qasite/img/map.png
このパスは、Cドライブ内の「Users」フォルダに格納された「lwuse」フォルダ内にある「qasite/img/map.png」ファイルを指しています。`lwuse` は特定のユーザーの名前で、PC上でそのユーザーのホームディレクトリを示しています。したがって、このパスは特定のコンピュータに依存するため、他のPCでは同じパスは有効ではありません。
インターネット上での絶対パス
インターネット上での絶対パスは、WebサーバーのURLから始まり、サーバー内のファイルの場所を指定します。例えば。
https://www.example.com/qasite/img/map.png
この場合、`https://www.example.com` はWebサーバーのURLで、`/qasite/img/map.png` はそのサーバー内のファイルのパスです。Web上では、サーバーにアップロードされたファイルはURLでアクセスされるため、このパスは他の場所やユーザーにも共通で使用可能です。
質問にあった「example.com」の意味
「example.com」は、単にドメイン名の例として使われることが多いですが、実際のURLでは、そこに該当する自分のWebサーバーのドメイン名やIPアドレスが使われます。質問で出てきた「example.com」は、具体的なサイト名やドメインに置き換えるべき部分です。
「qatop.html」とは?
「qatop.html」は、ウェブサイトのトップページや、他のページへのリンクを示すHTMLファイル名の一つである可能性があります。一般的に、ウェブサイトにはホームページ(index.htmlやトップページのファイル名が指定されることが多いです)。そのため、`qatop.html` はあなたのウェブサイトの主要ページを指すファイル名である可能性があります。
まとめ
PC内での絶対パスとインターネット上の絶対パスには明確な違いがあります。PC内ではローカルドライブとユーザーごとのフォルダ構造に基づくパスが使われ、インターネット上ではWebサーバー上のURLに基づくパスが使用されます。また、「example.com」の部分は、実際のドメイン名やIPアドレスに置き換えて使用する必要があり、パスを適切に設定することが重要です。


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