MacBook M3 Proを使用している場合、OSを工場出荷時に戻すことは重要な手順です。しかし、OSを再インストールすると最新バージョンがインストールされてしまう問題があります。この記事では、最新バージョンのインストールを回避し、MacBookを工場出荷時の状態に戻す方法を解説します。
MacBookを工場出荷時に戻す理由
MacBookを工場出荷時の状態に戻すことで、システムのリフレッシュや不具合の解消、あるいはパフォーマンスの向上を期待できます。また、譲渡や売却を行う際にも個人情報を削除するために工場出荷状態に戻すことが重要です。
MacBookの再インストール時に最新バージョンを回避する方法
通常、MacBookのOSを再インストールすると最新バージョンがインストールされます。しかし、工場出荷時のバージョンをインストールしたい場合は、次の手順を行う必要があります。
- macOS復元モードを使用: Macを再起動し、起動中に「Command + R」を押し続けて復元モードに入ります。復元モードで「ディスクユーティリティ」を選択し、ハードドライブを消去します。その後、macOSを再インストールします。
- インターネットリカバリを使用: 「Command + Option + R」を押しながらMacを再起動し、インターネットリカバリモードに入ります。この方法では、Macに元々インストールされていたmacOSバージョンをインストールすることができます。
これらの方法を使うことで、最新のバージョンではなく、工場出荷時のmacOSをインストールできます。
手順1: macOS復元モードでの工場出荷状態に戻す方法
1. Macを再起動し、再起動中に「Command + R」を押し続けます。
2. macOSユーティリティ画面が表示されたら、「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。
3. 左側のサイドバーでMacの起動ディスク(通常は「Macintosh HD」)を選択し、「消去」をクリックします。
4. ディスクの消去が完了したら、macOSユーティリティに戻り、「macOSを再インストール」を選択して、インストールを開始します。
手順2: インターネットリカバリを使用する方法
1. Macをシャットダウンし、再起動する際に「Command + Option + R」を押し続けてインターネットリカバリモードに入ります。
2. インターネットリカバリモードが起動したら、Wi-Fiネットワークを選択し、インターネット接続を確立します。
3. 復元モードに入り、macOSユーティリティ画面が表示されたら、「macOSを再インストール」を選択して、インストールを開始します。
まとめ
MacBook M3 Proを工場出荷時の状態に戻すには、復元モードやインターネットリカバリを使用する方法が有効です。これにより、最新バージョンではなく、元々インストールされていたmacOSをインストールできます。これらの手順を試して、MacBookを工場出荷時の状態に戻しましょう。

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