LIVE2Dでモデリングしたデータを乗算モードで書き出す際、バージョン5系では設定や互換性の違いにより正しく反映されない場合があります。本記事では、乗算モードで正しく書き出す手順と注意点を具体例を交えて解説します。
1. 乗算レイヤーの設定を確認する
まず、Cubism Editor内で対象パーツの描画モードが「乗算(Multiply)」になっているか確認します。レイヤーが通常モードになっていると、書き出しても反映されません。
パーツ単位で設定を確認し、必要に応じて再度乗算モードに変更します。
2. バージョン5.3での書き出し注意点
バージョン5.3では、書き出し形式や描画モードの仕様が変更されており、旧バージョンで正常に表示されていた乗算レイヤーが反映されないことがあります。特に、レンダリング設定やマテリアルの互換性が原因となる場合があります。
この場合、書き出し設定で「乗算を維持」または「Blend Modeを保持」にチェックがあるか確認します。
3. 旧バージョンでの互換性利用
乗算モードを書き出せない場合、Cubism 5.0で書き出す方法があります。ただし、5.0では5.3の新機能や一部マテリアル設定が反映されない場合があるため、書き出し前に互換性のある設定に調整しておきます。
例えば、パーツの描画順やレイヤー構造を簡素化すると、旧バージョンでも乗算が正しく表示されやすくなります。
4. 書き出し後の確認
書き出したデータをUnityやVRMビューアーで確認し、乗算が反映されているか確認します。必要に応じてCubism Editorで再度修正し、書き出し直します。
実例として、目のハイライトや影などの乗算レイヤーは、書き出し後に通常モードで表示されると不自然に見えるため、必ずプレビューで確認します。
5. まとめ
LIVE2Dで乗算モードを正しく書き出すには、レイヤーの描画モードを確認 → 書き出し設定で乗算を保持 → バージョンに応じた互換性調整 → 書き出し後にプレビュー確認がポイントです。これにより、乗算レイヤーを正しく反映したモデルデータを作成できます。


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