Microsoft Office 365のWordを使っている際に、文字を打つと勝手に実線や点線が表示される問題が発生することがあります。この問題は、誤って「罫線」や「書式設定」が有効になっている場合に起こります。この記事では、その解決方法について解説します。
実線や点線が表示される原因
Wordで文字を打つときに実線や点線が表示される主な原因は、以下のような設定です。
- 自動罫線機能: 特定の文字列を入力すると、Wordが自動的に罫線を挿入することがあります。
- 書式設定: スタイルや書式設定が適切でない場合、文字の下に線が引かれることがあります。
- 段落設定: 段落の書式設定で罫線が設定されている場合、文字の下に線が表示されることがあります。
解決方法: 自動罫線機能を無効にする
まずは、自動的に罫線が挿入される機能を無効にしてみましょう。この設定を変更することで、文字の下に実線や点線が表示される問題を解決できます。
手順は以下の通りです。
- Wordを開き、「ファイル」メニューから「オプション」を選択します。
- 「校正」タブを選択し、「オートコレクトのオプション」をクリックします。
- 「入力オートフォーマット」タブを選択し、「罫線を自動的に作成する」のチェックを外します。
書式設定を確認する
文字の下に線が表示される場合、書式設定が原因である可能性もあります。この場合、以下の方法で書式設定をリセットできます。
- 線が表示される文字列を選択します。
- 「ホーム」タブの「フォント」セクションで、「下線」アイコンが選択されていないか確認します。
- 「下線」アイコンが選択されていれば、クリックして解除します。
段落設定を確認する
段落設定によっても、文字の下に線が表示されることがあります。段落の設定を確認し、線が引かれていないかチェックしましょう。
- 文字の下に線が表示されている段落を選択します。
- 「ホーム」タブの「段落」セクションから「罫線」をクリックし、選択されている罫線を削除します。
再起動と確認
設定変更後、Wordを再起動して問題が解決されているか確認します。もし問題が解消されていれば、正常に動作しています。
まとめ
Wordで文字の下に実線や点線が表示される問題は、主に自動罫線機能や書式設定が原因で発生します。これらの設定を確認し、無効にすることで簡単に解決できます。問題が解決したかどうかを再起動して確認し、正常に動作しているか確認しましょう。
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