Power AutomateでSharePointリストの選択肢に基づきユーザー名を自動入力する方法

Excel

Power Automateを使用して、SharePointリスト内で選択肢に基づいて特定のユーザーの表示名を自動的に入力する方法について解説します。今回は、リスト内の「はい/いいえ選択肢」と「ユーザー列」を組み合わせて、条件に合ったユーザー名を自動的に入力するフローを作成する方法を説明します。

Power Automateでの基本的な設定

まず、Power Automateで新しいフローを作成します。このフローは、SharePointリストのアイテムが更新または作成されたときにトリガーされ、条件を満たす場合にユーザー名を入力するという流れになります。最初に必要な「トリガー」を設定しましょう。これは、「SharePointのアイテムが作成または変更されたとき」を選びます。

次に、リスト内の「列1」(「はい/いいえ選択肢」)の値を確認し、「はい」が選択された場合に「列2」のユーザー列に対応するユーザー名を設定するアクションを追加します。

フローの条件設定

「列1」の値が「はい」に設定されているかどうかを確認するために、「条件」アクションを使います。条件式で「列1」値をチェックし、「はい」が選択されていた場合にフローを実行するように設定します。

「条件」の「もし」の部分で、列1の値が「はい」の場合に次のアクションを実行します。

ユーザー表示名の取得方法

次に、「列1」が「はい」に設定された場合に、ユーザー名を取得するためのアクションを追加します。「ユーザー列」を参照し、選択されているユーザーの「表示名」を取得します。Power Automateには「Office 365 Users – ユーザーの情報を取得」アクションがあるので、これを使って指定されたユーザーの詳細情報を取得します。

アクションを追加し、「ユーザー列」を基に「表示名」を抽出します。これを次のステップで使用するために変数に格納し、「列2」のユーザー列にその表示名を設定します。

フローの実行とテスト

フローが完成したら、SharePointリストのアイテムを変更して、実際にフローが正しく動作するかを確認します。選択肢の「はい」が選ばれた場合、対応するユーザーの表示名が「列2」のユーザー列に自動的に表示されるはずです。

フローをテストして正しく動作するかを確認し、必要であればデバッグを行いましょう。

まとめ

Power Automateを使ってSharePointリストの条件に基づきユーザー名を自動的に入力するフローを作成する方法を紹介しました。選択肢列の値を基に条件を設定し、ユーザー情報を取得して表示名を設定することができます。これにより、リスト内で自動的にユーザー情報を反映させることができ、手作業での入力を減らすことができます。

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