PowerPointでフォントを変更しても、スライドショーを実行すると元のフォント(例えば、游ゴシック)に戻ってしまうことがあります。この問題は、フォント設定やPowerPointの設定に関連することがあります。この記事では、この問題を解決する方法について詳しく解説します。
問題の原因
PowerPointでスライドのフォントを変更したにもかかわらず、スライドショーで表示されると変更が反映されない場合、いくつかの原因が考えられます。最も一般的な原因は、フォントが適切に保存されていないか、他の設定によって上書きされていることです。
解決方法1: フォントを埋め込む
PowerPointでは、使用したフォントが他のPCで表示されるために埋め込む必要があります。フォントを埋め込むことで、スライドショーで意図したフォントが確実に表示されます。これを行うには、PowerPointの「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「保存」タブを開きます。次に「フォントをファイルに埋め込む」を選択し、スライドショーで使用するフォントを埋め込みます。
解決方法2: フォントキャッシュをクリアする
Windowsのフォントキャッシュが破損すると、PowerPointでのフォント変更が反映されないことがあります。この場合、フォントキャッシュをクリアすることで解決できることがあります。フォントキャッシュのクリア方法は、Windowsの設定で「フォントキャッシュのリセット」を行うことで簡単に解消できます。
解決方法3: 使用するフォントを確認する
使用するフォントがPowerPointのバージョンやPCにインストールされていない場合、他のフォントに置き換えられることがあります。フォントを変更した際に、「このフォントは使用できません」と表示される場合、そのフォントを他のPCにもインストールするか、代替フォントを使用することを検討しましょう。
解決方法4: スライドマスターを使用する
PowerPointのスライドマスター機能を使用して、全スライドに適用するフォントを設定することができます。スライドマスターでフォントを変更すれば、個別のスライドで変更しなくても全体に適用されるため、フォントが元に戻ることを防げます。
まとめ
PowerPointでフォントが変更されない問題は、フォント埋め込み設定やフォントキャッシュの問題が原因であることが多いです。これらの解決方法を試すことで、スライドショーでも意図したフォントが正しく表示されるようになります。これらの手順を踏んで、PowerPointでのプレゼンテーションをスムーズに行いましょう。


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