トラックパッドが故障し、マウスが手元にない状態で、デスクトップのファイルを外付けHDDに移動したい場合、マウスを購入せずに作業を進める方法はいくつかあります。この記事では、トラックパッドが使えない状況でも、素早くファイルを移動できる方法をご紹介します。
キーボードショートカットを使ってマウスなしで操作する
マウスがなくても、キーボードショートカットを活用することで、ファイルの移動作業をスムーズに行えます。例えば、Windowsでは、以下のショートカットキーを使ってファイルを選択し、コピーまたは移動することができます。
1. ファイルを選択する: キーボードの「Tab」キーを使ってファイルを選択し、「Shift + →」で範囲を選択します。
2. コピーまたはカット: 「Ctrl + C」でコピー、「Ctrl + X」でカットします。
3. 外付けHDDに移動: 外付けHDDのアイコンを「Tab」や「Alt + Tab」で選択し、「Ctrl + V」でペーストします。
タッチパッド代替の方法：外部キーボードの利用
もし外部キーボードを持っている場合、そのキーボードにマウス機能を追加することができます。特に、タッチパッドが壊れていても、外部キーボードのカーソル移動機能を使ってマウスのように操作が可能です。
例えば、Windowsでは「マウスキー」という機能を有効にすることで、キーボードの数字キーを使ってカーソルを動かすことができます。この機能は、「設定」→「簡単操作」→「マウス」の項目で有効化できます。
外付けマウスを使わずにファイルを転送する他の方法
もし外付けマウスが手元になく、急いでファイルを転送しなければならない場合、ファイル転送用のUSBメモリを使用する方法もあります。USBメモリを使えば、外付けHDDを一時的に接続せずとも、別のPCでファイルを転送できます。
手順としては、まずUSBメモリをパソコンに差し込み、必要なファイルをコピーします。その後、別のPCにUSBメモリを接続し、ファイルを移動することが可能です。
Wi-Fiを使ったファイル転送：ネットワーク経由での転送
Wi-Fi経由でのファイル転送も有効です。ファイルをネットワーク経由で他のデバイスに転送するためには、ファイル共有機能を使う方法があります。Windowsでは「ファイル共有」を設定することで、同じネットワークに接続されている他のデバイスにファイルを簡単に転送できます。
例えば、Windowsで「共有」設定を有効にし、ネットワーク経由でファイルを転送することができます。これにより、外付けHDDを使うことなく、迅速にファイルを移動できます。
まとめ
トラックパッドが故障していても、マウスがなくてもファイルを外付けHDDに転送する方法は複数あります。キーボードショートカットや外部キーボード、USBメモリやWi-Fi経由でのファイル転送を駆使することで、問題なく作業を進めることができます。状況に応じて最適な方法を選び、スムーズに作業を完了させましょう。
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