Excelで都道府県なしの住所から郵便番号を自動で取得する方法

Excelで都道府県なしの住所から郵便番号を一発で取得する方法は、手動で都道府県を入力しなくても済む方法が存在します。本記事では、都道府県なしの住所から自動で郵便番号を取得する方法について解説します。

都道府県なしの住所から郵便番号を取得するための基本的な方法

Excelにおいて都道府県なしの住所から郵便番号を取得する場合、Googleマップや郵便番号データベースを活用する方法があります。しかし、このプロセスを自動化するには、少し工夫が必要です。

まず、最も簡単な方法として、Excelの「WEBSERVICE」関数を利用する方法があります。これを活用することで、Web APIを通じて住所に基づいた郵便番号を自動的に取得できます。ただし、これは住所が正確に入力されていることが前提となります。

GoogleマップAPIを使って郵便番号を取得する方法

Google Maps APIを使用すると、住所に基づいて郵便番号を取得することができます。Google Maps Geocoding APIは、住所を入力すると、それに関連する郵便番号を含む詳細な情報を返します。この方法を使用すると、都道府県なしの住所からでも郵便番号を取得できます。

Google Maps APIを使用するには、Google Cloud PlatformでAPIキーを取得し、ExcelでWebクエリとして呼び出します。この方法では、CSVファイルに保存された住所リストを一括で処理できます。

郵便番号データベースを利用する方法

もう一つの方法として、日本の郵便番号データベースを利用する方法があります。日本郵便が提供しているCSV形式の郵便番号データをExcelにインポートし、VLOOKUP関数やINDEX-MATCH関数を使って住所から郵便番号を照合することができます。

この方法では、郵便番号データベースを最新のものに保つ必要がありますが、インターネット接続なしでも使用できるため、オフラインでも有効です。

一括処理を行うためのExcelのVBAマクロを活用する

ExcelのVBA（Visual Basic for Applications）を使うと、より高度な一括処理を行うことができます。VBAを使って、住所が入力されたセルから郵便番号を取得し、適切なセルに自動的に入力するマクロを作成できます。

VBAを利用することで、複数の住所を一度に処理できるため、1000件以上の住所データにも対応できます。VBAを使うことで、郵便番号取得を効率化し、作業の負担を軽減できます。

まとめ

都道府県なしの住所から郵便番号を自動で取得する方法には、GoogleマップAPIや郵便番号データベース、ExcelのVBAを利用する方法があります。これらの方法を活用することで、大量の住所データを効率的に処理し、郵便番号を自動的に取得できます。状況に応じて最適な方法を選択することで、作業の効率化が図れるでしょう。