Windows 11の新しいPCを購入した場合、初期設定はインターネットに接続する必要がありますが、その後インターネットに接続せずにWordやExcelを使いたいという方も多いでしょう。今回は、インターネットなしでMicrosoft WordとExcelを利用する方法について詳しく解説します。
1. Microsoft Officeのライセンスについて
Microsoft Office(Word、Excelなど)は、ライセンスを購入することで使用可能になります。インターネット接続が必要なのは、ライセンスのアクティベーションとインストール時です。Office 365などのサブスクリプション版の場合、インターネット接続が必要ですが、永続的なライセンスを購入した場合、インターネットに接続しなくても基本的な機能を使用することができます。
インターネット接続が無くても、オフラインでMicrosoft WordやExcelを利用することは可能ですが、インストールの際にインターネット接続が必要な場合があります。そのため、最初にインターネットに接続してMicrosoft Officeをインストールし、その後はオフラインで使用できます。
2. オフラインでも使えるOfficeアプリのインストール方法
Microsoft Officeをオフラインで使用するためのステップは以下の通りです。
- Officeのインストール:インターネットに接続して、Microsoft Officeをインストールします。この際、ライセンスを認証するためにインターネット接続が必要です。
- インストール後のオフライン使用:Officeがインストールされ、ライセンスが認証された後は、インターネット接続がなくてもWordやExcelを使用できます。
- 更新の確認:インターネットに接続していない間、Officeアプリは更新されません。定期的にインターネット接続を行い、最新のセキュリティアップデートを確認してください。
3. インターネット接続なしでの利用時の注意点
インターネットに接続しない状態でOfficeを使用する際に気をつけるべき点は、次の通りです。
- オンライン機能の制限:インターネット接続がないと、クラウドに保存されているファイルへのアクセスや、OneDriveなどのオンラインストレージ機能が利用できません。
- アップデートができない:インターネット接続がない状態では、Officeアプリのセキュリティアップデートや新機能の更新ができません。定期的にインターネットに接続して、アップデートを確認しましょう。
- サブスクリプションサービスの利用不可:Microsoft 365のサブスクリプションサービスを利用している場合、インターネット接続がないと、サブスクリプションの更新や一部のクラウドベースの機能が使用できなくなります。
4. ご利用いただける他のオフラインオフィスソフト
もしMicrosoft Office以外のオフラインで使用できるオフィスソフトを探している場合、以下の選択肢もあります。
- LibreOffice:無料でオープンソースのオフィスソフトウェアで、WordやExcelのような文書や表計算が可能です。インターネットに接続しなくても完全に使用できます。
- Google Docs(オフラインモード):Google DocsやGoogle Sheetsは、インターネット接続がなくてもオフラインで使うことができますが、最初の設定でオフラインモードを有効にする必要があります。
5. まとめ
新しいPCにWindows 11をインストールした場合でも、Microsoft Officeをインターネット接続なしで使用することは可能です。インターネット接続が必要なのは初期設定とライセンスの認証のみで、その後はオフラインでワードやエクセルを利用できます。ただし、インターネット接続がないと一部のオンライン機能や更新が利用できないため、定期的に接続してアップデートを確認することをお勧めします。


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