オートキャドで作成した図面をベクタ形式で保存する方法

CAD

オートキャドで作成した図面をベクタ形式で保存したい場合、特定の手順を踏むことで簡単に実現できます。この記事では、オートキャドからベクタ形式で保存する方法を解説します。

1. ベクタ形式とは?

ベクタ形式は、点と線、曲線を使って画像や図形を描画する形式です。これに対してラスタ形式(ビットマップ)は、ピクセルの集合で画像を表現します。ベクタ形式は拡大しても画像が劣化しないという特徴があり、特に設計図やロゴ、図面に適しています。

2. オートキャドで図面をベクタ形式に保存する方法

オートキャドで作成した図面をベクタ形式で保存するには、以下の手順を踏みます。

  • まず、オートキャドで図面を開きます。
  • 「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択します。
  • 保存形式として「SVG」や「PDF」を選択します。これらは一般的なベクタ形式のファイルです。
  • 「保存」をクリックして、保存先を指定し、保存します。

これで、オートキャドで作成した図面がベクタ形式で保存されます。

3. SVGとPDFの違い

SVG(Scalable Vector Graphics)は、XMLベースのベクター画像形式です。ウェブ上で使用されることが多く、拡大・縮小が自由で、高品質な図面の保存に適しています。一方、PDFはドキュメント形式であり、印刷物や配布物の保存に便利です。どちらの形式を使用するかは、利用目的に応じて選んでください。

4. 保存後の確認と活用方法

ベクタ形式で保存した図面は、IllustratorやInkscapeなどのベクター画像編集ソフトで開くことができます。これらのソフトを使って、さらに詳細な編集や加工を加えることが可能です。

まとめ

オートキャドで作成した図面をベクタ形式で保存するのは非常に簡単で、SVGやPDF形式で保存できます。これにより、図面を拡大しても画質が劣化することなく、他の編集ソフトで活用することができます。

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