Excelで有給管理をする方法:残り日数が自動で減る仕組み

Excel

Excelで有給の残り日数を管理し、使用した日数を入力するだけで自動的に残り日数が減る仕組みを作る方法をご紹介します。手動で計算することなく、効率的に有給休暇の管理ができるようになります。

1. 有給管理に必要な基本の設定

まず、有給管理のための基本的な表を作成しましょう。以下の項目を含む列を用意します。

  • 「使用日」:有給を使った日付
  • 「使用日数」:その日に使用した有給の数(例えば、1日分)
  • 「残り日数」:初めに設定した残り日数から引かれる日数

これらの列を入力して、使用した分を管理できるようにします。

2. 初期の有給日数を設定する

次に、初期の有給日数を設定します。例えば、最初に「残り日数」に10日を入力しておきます。

残り日数のセルに「10」と入力することで、スタート時の有給日数を設定できます。このセルの値が後に計算されていきます。

3. 数式を使って残り日数を自動で計算する

残り日数を自動的に減らすためには、数式を使います。以下のように、残り日数のセルに数式を設定します。

残り日数のセルに次の数式を入力します。

=10-SUM(B2:B100)

ここで、「B2:B100」は「使用日数」の範囲を指します。この数式は、B列に入力された有給の使用日数の合計を、初期値(この例では10日)から引いて計算します。これにより、有給が使われるたびに残り日数が自動的に減少します。

4. 使用日数を入力して残り日数を更新する

有給を使った際には、対応する「使用日」の列に日付を、「使用日数」の列にその日使った有給日数(例えば1日)を入力します。すると、残り日数が自動的に計算され、更新されます。

例えば、「2023/10/05」に1日の有給を使用した場合、「使用日数」に1と入力すると、残り日数が9日になります。

まとめ:Excelで簡単に有給を管理する方法

Excelを使った有給管理は、数式を使うことで残り日数を自動的に計算できるため、効率的でミスが少なくなります。毎回手動で計算せず、必要な日数を入力するだけで簡単に有給の管理が可能になります。これで、日々の業務で有給休暇の状況を把握しやすくなり、より効果的な業務運営ができます。

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