会社での業務でlgwan用の画面を使用している場合、VMware(仮想ネットワーク)を使ってインターネットにアクセスするという仕様はよくあります。今回は、VMware上で使用する仮想マシンに、lgwanで利用する共有フォルダのショートカットを作成する方法について解説します。これにより、VMware環境からも社内で共有されているフォルダにアクセスできるようになります。
VMwareで共有フォルダへのショートカットを作成する前の準備
VMware上で共有フォルダをショートカットとして作成するためには、まずそのフォルダが正しくマウントされていることを確認する必要があります。一般的に、VMwareではホストPCのファイルをゲストOS(仮想マシン)内で共有するために「共有フォルダ」という機能が利用されます。
そのため、まずはVMwareの設定で共有フォルダが有効になっていることを確認しましょう。VMwareのメニューから「仮想マシン設定」を選び、「オプション」タブで「共有フォルダ」を設定することができます。
共有フォルダをVMwareにマウントする方法
次に、VMware内で共有フォルダをマウントする手順を説明します。まず、仮想マシンの設定で共有フォルダのアクセスを有効にします。
手順は以下の通りです。
- VMwareを起動し、対象の仮想マシンを選択します。
- 仮想マシンが起動した状態で、「仮想マシン」メニューから「設定」を選択します。
- 「オプション」タブを選び、「共有フォルダ」の設定を「常に有効」にします。
- 「追加」をクリックし、共有したいフォルダのパスを指定します。
- 設定を保存し、仮想マシンを再起動します。
VMwareでショートカットを作成する手順
次に、VMware内の仮想マシンで、共有フォルダへのショートカットを作成する手順です。共有フォルダをVMware内で確認したら、そのフォルダへのショートカットをデスクトップに作成することができます。
手順は以下の通りです。
- 仮想マシンを起動し、エクスプローラーを開きます。
- 左側のナビゲーションペインで「ネットワーク」を選択し、「VMware Shared Folders」または指定したフォルダ名を探します。
- 目的の共有フォルダを右クリックし、「ショートカットの作成」を選択します。
- デスクトップにショートカットが作成され、簡単にアクセスできるようになります。
トラブルシューティング:アクセスできない場合の対処法
万が一、VMwareで共有フォルダが表示されない場合やショートカットを作成できない場合、以下の点を確認してください。
- VMwareツールが最新の状態でインストールされているか確認します。
- ホストOSのファイアウォール設定が原因で、仮想マシンとの接続が遮断されていないか確認します。
- 共有フォルダのパスが正しいことを再確認し、仮想マシンの設定を再確認します。
まとめ
VMware内でlgwan用の共有フォルダをショートカットとして作成する方法は、仮想マシンの設定と共有フォルダの設定を正しく行うことが重要です。これにより、インターネットのアクセスと社内共有フォルダをシームレスに利用できるようになります。設定を確認し、適切に手順を踏むことで、VMwareの環境でも便利に業務を進めることができます。


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