これからの時期にヤフオクやメルカリなどで見かけるWindows 10の中古パソコンをサブPCとして利用し、Windows 11にアップグレードしたり、Linuxをインストールして楽しんだりすることは非常に魅力的です。この記事では、そんなPCを選ぶ際におすすめのメーカーと、Windows 11やLinuxを快適に動作させるためのポイントを紹介します。
中古Windows 10パソコンの選び方
中古PCを選ぶ際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。特に重要なのは、CPU、メモリ、ストレージ、そしてPCの状態です。これらの要素は、後々のアップグレードやOSのインストールに大きな影響を与えます。
1. CPU: Intel Core i5またはi7、またはAMD Ryzen 5以上の性能があると、Windows 11やLinuxを動作させるには十分です。古いCPUの場合、動作が遅くなる可能性があるため、できるだけ新しい世代のCPUを選ぶと良いでしょう。
おすすめのメーカー
Windows 10の中古パソコンを購入する際、おすすめのメーカーには以下があります。
- DELL: 信頼性が高く、サポートも充実しています。特にLatitudeやOptiplexシリーズは人気です。
- HP: HPのEliteシリーズはビジネス向けに作られており、丈夫で長持ちします。
- Lenovo: ThinkPadやThinkCentreシリーズは堅牢性が高く、コストパフォーマンスも良いです。
これらのメーカーは、リサイクル市場でもよく見かけるため、予算内で条件に合ったPCを見つけやすいです。
Windows 11やLinuxのインストールに適した仕様
Windows 11のインストールには、特にTPM 2.0が必要です。ですが、中古PCではTPMが無効になっていることもあるため、インストール前にBIOS設定を確認しましょう。Linuxをインストールする場合、特にスペックを要求しないディストリビューション(例えば、UbuntuやLinux Mint)であれば、古いPCでも十分に動作します。
1. メモリ: 8GB以上を推奨します。4GBでも動作しますが、快適に使うには8GB以上が理想的です。
2. ストレージ: SSDが搭載されていると、OSの起動やアプリケーションの読み込みが非常に速くなります。
Windows 11へのアップグレードとLinuxのインストール
Windows 11にアップグレードする場合、システム要件を確認する必要がありますが、Windows 10からWindows 11へのアップグレードは比較的簡単です。ただし、古いPCの場合、パフォーマンスが低下することがあるので、インストール前にディスククリーンアップや不要ファイルの削除を行うと良いでしょう。
Linuxをインストールする場合、インストールメディアを作成し、デュアルブートまたはクリーンインストールを行うことができます。UbuntuやLinux Mintなど、軽量で扱いやすいディストリビューションを選ぶと良いでしょう。
まとめ
中古Windows 10パソコンを選んでサブPCとして使用する場合、DELL、HP、Lenovoなどの信頼性の高いメーカーから選ぶことをお勧めします。Windows 11へのアップグレードやLinuxのインストールにおいては、CPU、メモリ、ストレージなどの基本的なスペックを考慮し、快適な動作を確保できるPCを選んでください。


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