Macでアプリを削除した後、Launchpadにアイコンが残り続けることがあります。この問題を解決するための方法を解説します。特に、アプリケーションフォルダから削除しても、Launchpadにアイコンが残ってしまう場合に試すべき手順をご紹介します。
1. Launchpadに残るアプリアイコンの原因
アプリケーションフォルダから削除したにも関わらず、Launchpadにアイコンが残る原因として、システムのキャッシュや設定ファイルが原因となっていることがあります。特に、macOSがアイコンを適切に更新しない場合、削除したアプリのアイコンが残ってしまうことがあります。
また、ターミナルのコマンドが正しく動作しない場合や、システム設定が反映されない場合も影響を与えることがあります。
2. ターミナルコマンドで解決する方法
以下の手順で、ターミナルを使ってLaunchpadのキャッシュをリセットし、アイコンを削除する方法を試してみましょう。
- 「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」を開きます。
- ターミナルに次のコマンドを入力して、Launchpadの設定をリセットします。
defaults write com.apple.dock ResetLaunchPad -bool true; killall Dock
- コマンドを入力後、Dockがリセットされると同時にLaunchpadのキャッシュもクリアされます。これで、削除したアプリのアイコンが消えるはずです。
この方法がうまくいかない場合は、次の方法を試してみてください。
3. Launchpadのリセットを手動で行う方法
ターミナルのコマンドで問題が解決しない場合、手動でLaunchpadのリセットを行うことができます。以下の手順で、アイコンが残っている場合に直接リセットを試みましょう。
- 「Finder」を開き、「/Applications」フォルダに移動します。
- 不要なアプリケーションが残っていないか確認し、削除したいアプリを再度削除します。
- 次に、ターミナルを開き、再度上記のコマンド(
defaults write com.apple.dock ResetLaunchPad -bool true; killall Dock
)を実行します。 - その後、Macを再起動して、Launchpadに残っていたアイコンが消えているか確認します。
これで、問題が解決しない場合は、システムのキャッシュや設定ファイルを手動で削除する必要があります。
4. システムキャッシュをクリアする方法
システムキャッシュが原因でLaunchpadに残るアプリアイコンが消えない場合、キャッシュを手動でクリアすることが有効です。以下の手順を試してみましょう。
- 「Finder」を開き、
/Library/Caches
フォルダに移動します。 - 不要なキャッシュファイルを削除します。ただし、システムファイルやアプリケーションのキャッシュは削除しないよう注意してください。
- 次に、
/Users/[ユーザー名]/Library/Caches
にも移動し、キャッシュをクリアします。 - これを行った後、Macを再起動して、Launchpadのアイコンが正常に更新されたかを確認します。
5. まとめ
MacのLaunchpadに残ったアプリアイコンを削除する方法には、ターミナルコマンドの実行や、手動でのリセット、キャッシュのクリアなどがあります。これらの方法を試すことで、削除したアプリケーションのアイコンがLaunchpadから消え、問題が解決できることが多いです。もしこれらを試しても解決しない場合は、macOSのバージョンアップや、さらに専門的なサポートを検討することをお勧めします。
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