Time Machineでバックアップを作成する際に「準備中」と表示され、何時間経っても進まない場合、いくつかの原因が考えられます。この問題は、外付けHDD、iMac自体、またはソフトウェアに起因することがあります。この記事では、Time Machineのバックアップが進まない原因とその対処方法を解説します。
1. 外付けHDDの接続状況を確認する
外付けHDDが正しく接続されているか確認しましょう。USBケーブルが緩んでいたり、接続ポートが不良である場合、バックアップが進まない原因になります。別のケーブルやポートを使用して、接続が安定しているかを確認してください。
また、外付けHDDのフォーマットも重要です。Time MachineはHFS+でフォーマットされたドライブを推奨しています。もし外付けHDDが他のフォーマットになっている場合、Time Machineでのバックアップが正しく動作しないことがあります。
2. 空き容量の確認
iMacの空き容量が120GB程度であるとのことですが、Time Machineはバックアップデータが非常に大きくなることがあるため、空き容量が十分でない場合、バックアップが進まないことがあります。バックアップを開始する前に、空き容量をさらに確保することをお勧めします。
外付けHDDには300GB以上の空きがあるとのことですが、バックアップ先のディスクに十分な空き容量が確保されているか、もう一度確認してください。
3. Time Machineの設定をリセットする
Time Machineの設定に問題がある場合、バックアップが進まないことがあります。この場合、Time Machineの設定をリセットして、再度設定し直すことで問題が解決することがあります。
設定をリセットする手順は、システム環境設定からTime Machineを開き、バックアップ先のディスクを一度削除して再設定します。これにより、設定のリセットと再同期が行われ、バックアップが正常に開始されることがあります。
4. Time Machineログを確認する
Time Machineがバックアップを開始できない原因を特定するために、コンソールログを確認することができます。コンソールアプリを開き、エラーメッセージや警告メッセージを確認しましょう。ログにエラーが記録されている場合、その内容に基づいてさらに対処方法を調べることができます。
特に「バックアップエラー」や「ディスクの問題」が表示されていないか確認してみましょう。それに基づいて次のアクションを決定することができます。
5. システムのアップデートを確認する
macOSのバージョンが古い場合、Time Machineが正しく機能しないことがあります。システムのアップデートを確認し、最新のmacOSにアップデートすることで、バグの修正やパフォーマンスの向上が期待できます。
macOSのアップデート後、Time Machineが正常に機能するようになることがあるため、アップデートを行ってみることをお勧めします。
6. まとめ
Time Machineのバックアップが「準備中」で進まない場合、いくつかの原因と対処方法があります。外付けHDDの接続やフォーマットを確認し、十分な空き容量を確保することが重要です。また、Time Machineの設定リセットやログの確認、システムのアップデートを行うことで問題が解決することがあります。これらの方法を試して、バックアップが正常に進むか確認してみましょう。


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