SketchUpでオブジェクトを作成し、テクスチャを貼り付けた際に、粗さを最大にしても3Dデータにエクスポートしたときに光沢が残ってしまう問題に直面している方は多いです。この問題を解決し、マットな質感を実現する方法について解説します。
光沢が残る原因とその対策
SketchUpでテクスチャをマットにしたい場合、テクスチャの設定だけではなく、材質の反射設定が影響しています。反射設定を変更することで、光沢を抑えることが可能です。SketchUpでは、マテリアルの「粗さ」を最大に設定しても、反射の設定が残っていると光沢が残ることがあります。
反射設定を調整する方法
SketchUpでテクスチャの光沢を抑えるためには、マテリアルの反射設定を変更する必要があります。以下の手順で反射設定を調整できます。
- まず、テクスチャを選択します。
- 「マテリアル」ウィンドウを開き、使用しているマテリアルを選択します。
- 「編集」タブを開き、「反射」を探します。
- 反射の設定を調整し、「光沢」を減らすために「反射」の値をゼロに近づけます。
- 変更を保存して、オブジェクトに反映させます。
これで、光沢が抑えられ、マットな質感に仕上がります。
エクスポート後に光沢が残る場合の対処法
エクスポート後に光沢が残る場合、SketchUpのエクスポート設定や使用するレンダリングエンジンに原因があることがあります。特に、レンダリングエンジン(V-RayやEnscapeなど)を使用している場合、マテリアルの設定がレンダリングエンジンに引き継がれないことがあります。
その場合、レンダリングエンジン内でマテリアルの反射や粗さの設定を再度調整する必要があります。例えば、V-Rayの場合、V-Rayマテリアルの「反射」設定を調整することで、マットな質感を実現できます。
まとめ
SketchUpでテクスチャをマットな質感にするには、反射設定を調整することが最も効果的です。粗さを最大にしても光沢が残る場合は、マテリアルの反射設定を確認し、必要に応じてレンダリングエンジンの設定も調整することが重要です。これらの設定をうまく活用することで、希望する質感を得ることができます。


コメント