OBS（Open Broadcaster Software）を使ってPhotoshopの作業を配信しようとした際に、Adobe関連のプロパティが選択肢に表示されないことがあります。この問題に直面しているMacBook Airユーザーに向けて、適切な設定方法と対処法を解説します。
OBSでPhotoshopを配信する際の基本的な設定
OBSを使用してPhotoshopの作業を配信する際には、まずは「ウィンドウキャプチャ」を使ってPhotoshopを配信するのが一般的です。通常、ウィンドウキャプチャでは、アプリケーションが一覧に表示され、選択できるようになっていますが、Adobeアプリケーション（Photoshopなど）がリストに表示されないことがあります。
その場合、OBSがAdobeのアプリケーションを認識していない可能性があります。次のステップでこの問題を解決する方法を紹介します。
OBSでAdobeアプリケーションを認識させる方法
OBSでPhotoshopを認識させるために、以下の手順を試してみましょう。
- ステップ1: OBSを管理者権限で実行してみましょう。これにより、Adobe製品との互換性の問題が解決する場合があります。
- ステップ2: OBSの設定を確認し、「ウィンドウキャプチャ」を使用していることを確認します。もし「ウィンドウキャプチャ」にPhotoshopが表示されていない場合、一度OBSを再起動してみてください。
- ステップ3: 「ウィンドウキャプチャ」設定の「ウィンドウ」を開き、Adobe Photoshopを手動で選択します。
これでもうまくいかない場合、次の方法を試してみましょう。
MacでOBSがAdobeを認識しない場合の追加対処法
Macで「ウィンドウキャプチャ」にAdobeのアプリケーションが表示されない問題は、macOSのセキュリティ設定が影響している場合があります。macOSでは、画面キャプチャにアクセスするアプリケーションに対してアクセス許可が必要なことがあります。
この場合、次の手順でアクセス許可を付与できます。
- ステップ1: システム環境設定を開き、「セキュリティとプライバシー」を選択します。
- ステップ2: 左側の「画面収録」をクリックし、OBSにチェックを入れて、OBSに画面キャプチャの権限を与えます。
- ステップ3: 設定後、OBSを再起動して、再度Photoshopを「ウィンドウキャプチャ」で選択できるか確認します。
画面キャプチャの代替方法：ディスプレイキャプチャ
もし「ウィンドウキャプチャ」でもうまくいかない場合、「ディスプレイキャプチャ」を使用する方法もあります。ディスプレイキャプチャでは、画面全体をキャプチャするため、Photoshopを含むすべての作業を配信することができます。
この方法は簡単ですが、特定のウィンドウだけを配信したい場合には適していません。それでも、Photoshopの作業を配信するための一時的な解決策として有効です。
まとめ
OBSでPhotoshopの作業を配信する際に「Adobeの選択肢が表示されない」という問題は、いくつかの設定変更やアクセス許可を見直すことで解決できます。「ウィンドウキャプチャ」の設定を確認したり、macOSのセキュリティ設定を調整したりすることで、問題が解消されることが多いです。最終的に、どうしても解決できない場合は、「ディスプレイキャプチャ」を使用して配信を行うことも可能です。
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