三菱シーケンサーを使用している際、命令文に出てくる「[MOV H0B40 K4M380]」などの記述が混乱することがあります。特に「H0B40」の部分がよくわからないという方のために、この命令文の解説を行います。
1. [MOV H0B40 K4M380]の命令文の構造
まず、命令文「[MOV H0B40 K4M380]」の全体を見てみましょう。「MOV」はデータの移動を意味します。この命令では、あるアドレスのデータを他のアドレスに移動させています。
「H0B40」の部分は、元データが格納されているメモリアドレスを示しており、「K4M380」は移動先のメモリアドレスです。
2. H0B40の解釈
「H0B40」の「H」は16進数を意味し、「0B40」は16進数でのアドレス指定を示しています。これにより、指定されたアドレス「0B40」のデータを取り出して移動することができます。
具体的には、「H0B40」というアドレスが16進数で「0B40」を意味しており、これを32ビットシステムなどで読み取る場合には「0B40」のメモリアドレスにアクセスします。
3. メモリデバイスの意味
また、命令文の「K4M380」の部分は、移動先のメモリデバイスを指しています。こちらも同様に16進数でアドレス指定がされており、指定されたアドレスにデータが移動されます。
「K4M380」では、例えばKが特定のメモリ領域やフラグを示している場合があります。これによって、特定の条件に基づいてデータが移動します。
4. まとめ
「H0B40」の部分は、16進数でのアドレス指定を行っていることがわかりました。この形式を理解することで、シーケンサーを使う際の命令文を正確に理解し、プログラムを書く際の参考にすることができます。


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