AIイラスト作成アプリを使用していると、特に人物を特定の角度から描く際に意図通りに描けないことがあります。今回は、人物を斜め後ろからのアングルで描こうとした際に正面を向いてしまう問題を解決するためのプロンプト修正方法を紹介します。
AIイラスト作成時のプロンプトの役割
AIによるイラスト作成では、プロンプトが画像生成に大きく影響します。正確な描写を求める場合、プロンプトの詳細な指定が欠かせません。特に人物の向きやポーズを指定する際には、細かな指示が必要です。
プロンプトにおける「斜め後ろ」の表現方法
質問者が試みたプロンプトには、「facing away」や「from side」という表現がありますが、これらがうまく機能していない場合、問題が発生します。人物を「斜め後ろから」の視点で描きたい場合、単に「from side」と指定するだけでは十分でない場合があります。
「from side」は人物が横を向いている状態を示し、斜め後ろの視点ではありません。斜め後ろからの視点を明確にするためには、より具体的な表現が求められます。
プロンプト修正のための具体的な提案
プロンプトを修正する際、以下の点を考慮することで、斜め後ろからの視点をうまく表現できます。
- 「looking away」を使用して人物が後ろを向いていることを強調
- 「from behind」を追加して、後ろから見た視点を強調
- 「slightly turned」を加えて、完全に背中を向けていない微妙な角度を表現
例えば、次のように修正したプロンプトが効果的です。
1girl, solo, looking away, slightly turned, looking up, opening eyes, smile, standing, day, blue sky, outdoors, from behind, from below.
生成されるイラストの調整方法
プロンプトを変更した後も、AIが期待通りにイラストを生成しない場合があります。このような場合、複数回の試行が必要です。また、画像の生成過程において微調整を加えながら最適な結果を得ることが重要です。
さらに、特定のアングルや視点におけるディテールに対する反応が強いAIモデルの場合、角度や顔の向きに焦点を当てた追加の説明が有効です。
まとめ
AIイラストを作成する際に人物を斜め後ろから描くためには、プロンプトを詳細に調整することが重要です。特に「looking away」や「from behind」といった具体的な表現を使うことで、より正確なアングルを指定できます。試行錯誤を繰り返しながら、AIに最適な指示を与えることが、希望するイラストを作成する鍵となります。


コメント