Fusion 360では、フリーハンドで線を描いたときに、自動的に平行や垂直の補正がかかる機能があります。この補正は便利な場合もありますが、必要ない時にはオフにしたいこともあります。この記事では、この自動補正を無効にする方法を詳しく解説します。
1. 自動補正機能とは?
Fusion 360の自動補正機能は、フリーハンドで描画した線を、ユーザーの意図を推測して平行や垂直に補正してくれる便利な機能です。しかし、場合によってはこれが不便に感じることがあります。特に、直線的なデザインを自由に描きたい場合には、自動補正を無効にしたいこともあります。
2. 自動補正を無効にする方法
Fusion 360で自動補正を無効にするには、以下の手順を実行します。
- 1. 「設計」モードで作業していることを確認します。
- 2. ツールバーの「ブラウザ」メニューから「スナップ」オプションを探します。
- 3. 「スナップ」オプションのチェックを外して、補正機能を無効にします。
これで、フリーハンドで描いた線が補正されることなく、そのまま描画されるようになります。
3. さらにカスタマイズする方法
さらに細かいカスタマイズを行いたい場合、Fusion 360では他にもスナップや補正の設定を変更できます。例えば、「スナップを有効にする」オプションを再度有効にしても、補正範囲や強度を調整することが可能です。
4. 自動補正機能の活用時のメリットとデメリット
自動補正機能を有効にしている場合、そのメリットは以下のように考えられます。
- 平行や垂直を簡単に描ける
- 手間を減らすことができ、デザイン作業がスムーズに進む
一方で、補正が不必要な場合や、自由な線を描きたい場合にはデメリットが生じます。自動補正をオフにすることで、より自由なデザイン作業が可能になります。
まとめ
Fusion 360のフリーハンド描画における自動補正機能は、便利でありながら、時には不便に感じることもあります。補正を無効にすることで、より自由なデザインが可能になりますので、自分の作業スタイルに合わせて設定を調整してください。


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