MacBookのWordでペーストした文字が赤くなる原因と直し方

Office系ソフトウェア

MacBookでMicrosoft Wordを使用している際に、携帯からコピーしたテキストをペーストすると文字が赤くなってしまうことがあります。これは、Wordの「変更履歴」機能や「コメント」機能が関係している可能性があります。

本記事では、この現象の主な原因と、その対処方法について解説します。

文字が赤くなる原因とは?

1. 変更履歴の記録が有効になっている

Wordには、「変更履歴の記録」機能があり、編集の履歴を残すことができます。変更履歴がオンになっていると、新しく追加されたテキストが赤色で表示されることがあります。

2. 文字の書式が自動で変更される

コピーしたテキストの元の書式が、Wordにペーストした際に自動で変換されることがあります。特に、モバイルデバイス(iPhoneやAndroid)からコピーした場合、書式の情報が保持されたままペーストされることがあり、意図しない色やフォントが適用されることがあります。

3. コメント機能が関係している

Wordの「コメント」機能を使用すると、一部のテキストが赤く表示されることがあります。特に、文書にコメントが追加されている場合、変更履歴と併せて色が変わることがあります。

赤い文字を直す方法

1. 変更履歴をオフにする

変更履歴が有効になっている場合、次の手順でオフにできます。

  1. Wordを開き、上部メニューの「校閲」タブをクリック。
  2. 「変更履歴」グループ内の「変更履歴の記録」をクリックしてオフにする。
  3. 「すべての変更を反映」をクリックして、赤い文字を通常の黒い文字に戻す。

2. 書式をクリアする

テキストの書式が保持されたままペーストされる場合、書式をクリアすると色を元に戻すことができます。

手順:

  1. 赤い文字になっているテキストを選択。
  2. 「ホーム」タブの「クリア」アイコン(消しゴムのマーク)をクリック。
  3. 「書式のクリア」を選択すると、赤色の文字がデフォルトの書式に戻る。

3. 「書式なし」でペーストする

コピーしたテキストを「書式なし」でペーストすると、元の書式がリセットされ、Wordの標準フォーマットが適用されます。

手順:

  1. コピーしたテキストをWordにペーストする際に、「Shift + Option + Command + V」(Mac) を押す。
  2. または、「右クリック → 貼り付けのオプション → 書式なしのテキスト」 を選択。

4. コメントを削除する

コメントが関連している場合、コメントを削除することで、赤色の文字が元の色に戻る可能性があります。

手順:

  1. 「校閲」タブを開く。
  2. 「コメント」グループの「削除」をクリックして、すべてのコメントを削除する。

まとめ

携帯からコピーしたテキストをMacBookのWordにペーストした際に、文字が赤くなる原因は主に以下の3つです。

  • 変更履歴の記録がオンになっている。
  • 書式情報が引き継がれたため。
  • コメント機能が適用されている。

これらの問題を解決するには、変更履歴をオフにする、書式をクリアする、「書式なし」でペーストするといった方法が有効です。

ぜひ、これらの対策を試して、Wordを快適に使ってください。

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