Googleスプレッドシートで複数シートを集計し、項目順に並べる方法

Excel

Googleスプレッドシートで複数のシートからデータを集計し、その結果を項目別に並べたい場合、QUERY関数を使うと非常に便利です。しかし、集計した結果が期待した順番に並ばないことがあります。この記事では、複数シートを集計して、指定した項目順に並べる方法について解説します。

QUERY関数で複数シートを集計する

複数のシートを集計するには、QUERY関数を使って、異なるシートのデータを統合します。次のようなデータがあるとします。

  • シート1:商品名(A列)、価格(B列)
  • シート2:商品名(A列)、価格(B列)

これらをシート3に集計する場合、次のQUERY関数を使用します。

=QUERY({'シート1'!A2:B; 'シート2'!A2:B}, 'SELECT Col1, SUM(Col2) WHERE Col1 IS NOT NULL GROUP BY Col1', 1)

この関数では、複数のシートからデータを統合し、商品名ごとに価格の合計を計算します。しかし、集計結果が商品名順にならないことがあります。

集計結果を項目順に並べる方法

QUERY関数でデータを集計した後、結果を指定した順番に並べるためには、追加で「ORDER BY」を使います。次のようにQUERY関数を修正します。

=QUERY({'シート1'!A2:B; 'シート2'!A2:B}, 'SELECT Col1, SUM(Col2) WHERE Col1 IS NOT NULL GROUP BY Col1 ORDER BY Col1', 1)

この修正により、集計結果が「商品名」の昇順(A-Z)に並べられます。

昇順・降順の並べ替え

商品名の並べ替えを昇順ではなく、降順にしたい場合は、「ORDER BY Col1 DESC」を使います。次のように修正できます。

=QUERY({'シート1'!A2:B; 'シート2'!A2:B}, 'SELECT Col1, SUM(Col2) WHERE Col1 IS NOT NULL GROUP BY Col1 ORDER BY Col1 DESC', 1)

これで、集計結果が「商品名」の降順(Z-A)に並べられます。

まとめ:QUERY関数で集計結果を順番通りに並べる方法

GoogleスプレッドシートでQUERY関数を使用して複数シートを集計する場合、集計結果を項目別に並べるには「ORDER BY」を使います。また、昇順や降順を選択することで、必要な順番でデータを表示できます。

これにより、複数シートからのデータを効率的に集計し、必要な順序で整理することができます。

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