Wordで縦書きを設定する際に、指定した文字数や行数がうまく表示されない場合があります。特に「20文字×30行」や「16ポイント」の設定は、一般的に見落としがちな設定項目がいくつかあります。この記事では、正しい設定方法を解説します。
1. 縦書き設定を有効にする
まず最初に、Wordで縦書きにするには、ページ設定を変更する必要があります。文書を縦書きにするためには、以下の手順を試してください。
- 「ページレイアウト」タブを開き、「文字方向」オプションを選択します。
- 「縦書き」を選択し、文書全体を縦書きに設定します。
この設定で縦書きの環境が整いますが、次に文字数や行数を設定する方法に進みます。
2. フォントサイズと行数の設定
「20文字×30行」のレイアウトにするためには、文字のサイズや行間の設定が必要です。文字のサイズを16ポイントに設定する方法は次の通りです。
- 「ホーム」タブに移動し、フォントのサイズを16に設定します。
- 「行間」を「1.0」に設定して、行間を標準に戻します。
これで、16ポイントのフォントが設定された状態になりますが、次に文字数を正確に20文字×30行に調整する方法を説明します。
3. 文字数×行数の調整
20文字×30行にするためには、ページの余白とフォントサイズの調整が必要です。通常、標準的なページ設定では文字が多くなりすぎてしまうため、ページの余白を狭くすることが効果的です。手順は次の通りです。
- 「ページレイアウト」タブに移動し、「余白」を選択します。
- 「狭い」を選択して、ページの余白を狭くします。
- 「サイズ」で用紙のサイズをA4に設定します。
これで、20文字×30行のレイアウトに近づけることができますが、まだ微調整が必要です。
4. 微調整と最終確認
文字数や行数が正しく表示されない場合は、フォントの種類や行間設定を調整してみましょう。もし、文字数が20文字に収まらない場合は、フォントサイズやページ余白を微調整することをお勧めします。また、行数が多すぎる場合は、行間を少し狭く設定してみてください。
さらに、縦書き設定が正しく適用されているかを確認し、必要であればページの方向を調整してください。
5. まとめ
Wordで「20文字×30行」の縦書きを設定するためには、文字のサイズや行間、ページ余白の設定を調整することが大切です。これらの設定を正しく行うことで、指定した文字数と行数を効率的にレイアウトすることができます。初心者でも簡単に設定できるので、ぜひこの方法を試してみてください。


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