Windows 10で黒い〇付き数字(⓪)を使いたい場合の解決方法

Word

Windows 10でMicrosoft Wordを使用している際、箇条書きの中で黒い数字(〇付き数字)を使用したいと思ったことがあるかもしれません。しかし、標準で表示される数字は通常、丸い枠の中に数字が入った形式(例:⓪)であり、黒い〇付き数字(❶、❷、❸など)は簡単には見つかりません。このような数字を使用したい場合、どうすれば良いのか解説します。

1. 黒い〇付き数字の存在

まず、黒い〇付き数字(❶、❷、❸など)は、実際にはUnicodeでサポートされていますが、標準のキーボードでは直接入力する方法はありません。Unicodeにより、これらの特殊文字を入力できますが、簡単に入力するためのショートカットは存在しません。

一般的に、これらの数字は「サークル付き数字」または「丸付き数字」として知られています。これらは特定のフォントや記号としてUnicodeに組み込まれており、Wordや他のテキストエディターで利用できます。

2. 黒い〇付き数字の入力方法

黒い〇付き数字(例:❶、❷、❸)を入力するには、Unicodeの入力を利用する方法があります。以下の方法で入力できます。

  • Wordで「挿入」→「記号」→「その他の記号」を選択します。
  • 「記号と特殊文字」ウィンドウで「Unicode」セクションを選択し、「丸付き数字」に関連する文字を探します。
  • または、Windowsで「文字コード」を利用して入力することもできます。たとえば、❶(U+2460)など、対応するUnicodeコードポイントを使用します。

3. 手軽に黒い〇付き数字を使う方法

もし「挿入」メニューから毎回探すのが面倒であれば、以下の方法を使うこともできます。

  • 文字コード(Unicode)を直接入力する方法:例えば、❶(U+2460)を使用する場合、Wordで「Ctrl + Shift + U」を押し、次に「2460」を入力し「Enter」キーを押します。
  • 外部のオンラインツールを利用してコピーし、Wordにペーストする方法。ネット上で丸付き数字を簡単に検索し、それをコピーしてWordに貼り付けることができます。

4. 黒い〇付き数字を表示できるフォントの使用

黒い〇付き数字(❶、❷、❸など)を表示するためには、対応するフォントが必要です。例えば、「Segoe UI Symbol」や「Arial Unicode MS」などのフォントは、これらの数字を表示することができます。フォントが対応していないと、文字が正しく表示されないことがありますので、フォント設定を確認しましょう。

フォント設定を変更するには、Wordで以下の手順を実行します。

  • 「ホーム」タブのフォント選択メニューから、適切なフォント(例:「Segoe UI Symbol」)を選択します。
  • 選択したフォントが丸付き数字に対応していれば、正しく表示されます。

5. まとめ

Windows 10で黒い〇付き数字(❶、❷、❸など)を使いたい場合、Unicodeを利用した方法や、適切なフォントを選択することで実現可能です。また、手軽に入力するためにはオンラインツールを活用することも一つの方法です。これらの方法を試して、作業を効率よく進めましょう。

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