Power Automate Desktopを使って、指定した日付以降に更新されたExcelファイルを自動で開き、A1セルの№を抽出する方法について解説します。初心者でもわかりやすく、ステップごとに説明しますので、ぜひ試してみてください。
Power Automate Desktopでファイルのフィルタリング
まず、Power Automate Desktopを使ってフォルダ内のExcelファイルをフィルタリングする方法を紹介します。特定の日付以降に更新されたファイルだけを対象にするためには、ファイルの更新日を取得し、指定した日付と比較する必要があります。
- 「フォルダ内のファイルを取得」アクションを使用 – このアクションを使用して、指定したフォルダ内の全てのファイルを取得します。
- 「ファイルのプロパティを取得」アクションを使用 – 各ファイルの更新日を取得するためにこのアクションを使います。
- 日付の比較 – 取得した更新日が2025年4月1日以降であるかどうかを「日付の比較」アクションで確認します。
Excelファイルを開いてA1セルの内容を抽出する方法
指定したファイルが2025年4月1日以降に更新されている場合、次にそのExcelファイルを開いて、A1セルの内容を抽出する方法を説明します。
- 「Excelを起動」アクションを使用 – まず、このアクションを使って対象のExcelファイルを開きます。
- 「セルの値を取得」アクションを使用 – 開いたExcelファイルのA1セルから値を取得します。この場合、「セルの値を取得」アクションでA1セルを指定するだけです。
- 抽出したデータを保存 – 抽出したデータを変数に保存したり、後で使用するために保存することができます。
ワークフローの自動化
上記の手順をPower Automate Desktopのワークフローとして自動化することで、毎回手動で処理を行う手間が省け、効率的にファイル処理ができます。
- 「条件分岐」アクションを使用 – 取得したExcelファイルの更新日が条件を満たすかどうかを判断し、満たす場合のみ処理を実行します。
- 繰り返し処理 – フォルダ内の全ての対象ファイルに対して繰り返し処理を行い、必要なデータをすべて抽出できます。
まとめ
Power Automate Desktopを使えば、指定した日付以降に更新されたExcelファイルからA1セルの内容を自動で抽出することが可能です。ファイルの更新日を比較する処理や、Excelファイルの操作をワークフローで自動化することで、手間を大幅に省くことができます。これにより、大量のExcelファイルの処理も効率よく行うことができるようになります。


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