BUFFALO WEX733Dは、無線LAN中継器として、WPSを使って簡単にルーターと接続し、無線で端末に接続することができる便利なデバイスですが、底面についている有線LANポートの使用方法に疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、その有線LANポートの役割や、どう使うべきかについて詳しく解説します。
BUFFALO WEX733Dの基本的な使い方
まず、BUFFALO WEX733Dを無線LAN中継器として使用する場合、WPS機能を使って、ルーターと簡単に接続することができます。中継器の役割は、ルーターのWi-Fi信号を受信し、それをさらに遠くのエリアに届けることです。この使い方は非常に簡単で、特別な設定をせずともすぐに利用することができます。
ただし、WEX733Dには、下部に有線LANポートが搭載されており、このポートはWi-Fi接続とは異なる使い方が可能です。では、このポートの目的は何でしょうか?
有線LANポートの目的と利用方法
有線LANポートは、通常、Wi-Fi接続が不安定な場所にデバイスを直接接続するために使用されます。このポートを使ってルーターから直接LANケーブルで接続し、そこから無線で端末に接続することは可能です。つまり、有線LANを使って、インターネット接続を安定させることができ、その後、WEX733Dが無線LAN中継器としての機能を果たします。
また、この有線LANポートを利用することで、Wi-Fiをサポートしていない古いデバイスをインターネットに接続することも可能です。例えば、有線接続をサポートするデスクトップPCやスマートTVを、このポートを利用してインターネットに接続することができます。
有線LANポートから無線LAN(Wi-Fi)への変換
質問のように、LANケーブルで接続されたWEX733Dから無線で端末に接続するという使い方も基本的には可能です。しかし、WEX733Dは通常、ルーターとの無線接続をサポートする中継器であり、有線から無線への「コンバーター」として使用することは少し特殊な利用法になります。この使い方を実現するには、接続方法に少し工夫が必要となるかもしれません。
特に、有線LANポートから無線接続へ変換する場合は、WEX733Dが無線AP(アクセスポイント)モードで動作することが前提です。これにより、WEX733Dは有線接続のインターネット信号を受け取り、それを無線で他の端末に配信することができます。
結論とおすすめの利用法
BUFFALO WEX733Dの有線LANポートは、Wi-Fiが届きにくい場所にデバイスを直接接続したい場合に有効です。また、有線LANを利用して安定したネットワーク環境を確保した上で、WEX733Dを無線中継器として活用するのが最も効果的な使い方と言えます。
無線LANと有線LANを組み合わせた利用法は、特にインターネットの速度や安定性を重要視する場合に役立ちます。無線LANを中心にしたネットワーク構築と、有線接続を活かした安定したインターネット環境の両立を目指して活用しましょう。

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