Outlookを使っている際に、メールをデスクトップにドラッグすると、以前はメールのアイコンが表示され、そのまま他のアプリケーションに添付することができました。しかし、新しい設定ではPDFアイコンになり、メールが開けなくなってしまったという問題が発生しています。この記事では、Outlookでメールを正しくデスクトップに保存し、添付できるようにする方法について解説します。
ドラッグ&ドロップでメールを保存する方法
Outlookでメールをデスクトップにドラッグしたとき、通常はメールが.msg形式で保存されます。この形式は、他のアプリケーションでも簡単に添付可能な状態で保存されるため便利です。しかし、新しい環境でPDFとして保存される問題が発生している場合、設定やインストールされているソフトウェアが原因であることが考えられます。
問題の原因と解決策
メールがPDF形式で保存されてしまう主な原因として、Outlookの設定変更や、PDFビューワーの自動関連付けが考えられます。まずは、以下の手順でOutlookの設定を確認し、修正を行いましょう。
1. Outlookの設定確認
Outlookの設定に問題がある場合、メールをドラッグ&ドロップしたときに正しく保存されないことがあります。設定から「添付ファイル」や「ドラッグ&ドロップ」の動作を確認し、適切に設定されているか確認しましょう。
2. PDFビューワーの関連付けの修正
PDFとして保存されてしまう原因の一つに、PDFビューワーが関連付けられていることがあります。これを修正するためには、Windowsの設定から「既定のアプリ」を開き、「.msg」形式をOutlookに関連付ける必要があります。これにより、ドラッグ&ドロップで保存した際に、メールが.msg形式で保存されるようになります。
他の方法でメールを保存する
もしドラッグ&ドロップでうまくいかない場合、他の方法を試してみることも一つの手です。
1. メールを手動で保存する
Outlookでメールを開き、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を選択し、保存形式として「.msg」を選ぶことで、デスクトップにメールを保存することができます。
2. メールをPDF形式で保存する
もしPDF形式でメールを保存したい場合は、「印刷」オプションから「Microsoft Print to PDF」を選ぶことで、簡単にPDFとして保存することができます。
まとめ
Outlookでメールをデスクトップにドラッグ&ドロップする際に、PDF形式で保存されてしまう問題は、設定や関連付けの問題によって発生します。Outlookの設定やWindowsの「既定のアプリ」の設定を見直すことで、.msg形式での保存が可能となります。また、他の保存方法として手動での保存や、PDFとして保存する方法もあるので、目的に応じて使い分けると良いでしょう。


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